40歳無職。保有資格は普通運転免許証のみ。職歴は4社。これが独立したての私の経歴です。フリーランスや自営業は仕事がなければ無職みたいなものです。別に生産的な活動に携わっているわけでも、付加価値を生み出しているわけでもないからです。
そんなおっさんがリスキリングに取り組み、3年で下記のようになりました。
取得年月 | 年齢 | 資格名 | 合格率 |
---|---|---|---|
2021年11月 | 40歳 | ITパスポート試験(IP)合格 | 54.0% |
2022年1月 | 40歳 | 情報セキュリティマネジメント試験(SG)合格 | 47.0% |
2022年3月 | 40歳 | ビジネス会計検定3級 | 63.5% |
2022年6月 | 40歳 | 基本情報技術者試験(FE)合格 | 41.6% |
2022年6月 | 40歳 | 応用情報技術者試験(AP)合格 | 24.0% |
2022年6月 | 40歳 | 日商簿記3級 | 34.0% |
2022年12月 | 41歳 | プロジェクトマネージャ試験(PM)合格 | 14.1% |
2023年3月 | 41歳 | ビジネス会計検定2級 | 59.1% |
2023年6月 | 41歳 | ITストラテジスト試験(ST)合格 | 15.5% |
2023年11月 | 42歳 | 全日本SEO協会SEO検定2級 | 69.0% |
2023年11月 | 42歳 | 全日本SEO協会SEO検定1級 | 64.0% |
2024年9月 | 43歳 | 中小企業診断士1次試験合格 | 27.5% |
2021年の11月のITパスポートを皮切りに、丸3年で12個の資格を取得(国家試験が7つです)。
資格を取ってどんな効果があったのか、なぜ資格を取ったのか、資格の選び方や勉強方法などをご紹介します。
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資格を取った7つの効果
実感しているのは下記の7つです。
- 自信がついた
- 専門性が高まった
- 仲間ができた
- 年収が3倍になった
- 謙虚になった
- 学ぶ習慣がついた
- 仕事の質が上がった
順番に説明していきますね。
1.自信がついた
「資格があるから自信がある」ではなく、「資格を取るための努力をして、達成できた自分に対して肯定感が増した結果、自信がつく」です。
2021年は独立したばかり、コロナ禍、仕事がない。「自分のスキルや経験は大したことがないのではないか?」と自己肯定感が落ちている状態でした。
そんな中、自分の努力を認めてくれる「合格証書」は自信をくれました。
もちろん、講習を受けたら取れるお手軽な資格もあります。しかし、大半の資格は、勉強して試験を受ける必要があります。資格取得は一定以上の知識が習得できている証拠になりますし、正しい努力ができた証明にもなります。
2.専門性が高まった
Web系の仕事をしているため、IT関連の資格を中心に取得しています。
最初は効果を感じなかったものの、ITスキル標準のレベルが上がるごとに点が線になり、線が面になっていくのを感じました。「資格で勉強した内容を仕事で使うか?」と言われると、7割くらいは使ってないかもしれません。
しかし、思考や発想に厚みが生まれました。情報収集や企画についても引き出しが増えたため、処理スピードは上がりましたし、アイデア出しの精度が高くなりました。
体系的に理解したら自分の専門性が高まり、商談やお客さんとのやり取りにおいても説得力が上がりました。
3.仲間ができた
中小企業診断士協会や診断士会、日本ITストラテジスト協会のようにコミュニティがある資格もあります。もちろん、コミュニティに入って仲間になるには一緒に過ごす時間が必要です。
ただ、異業種交流会などよりも仲良くなれるスピードが圧倒的に早いです。資格取得のための同じ苦労をしていますし、「自己研鑽したい」「資格を活かして社会に貢献したい」など、根っこの部分で通じ合える点が多いからです。
同じ資格を持っていても職業や役割が異なるため、お話を聞いてると面白いですよ。
4.年収が3倍になった
詳しい金額は控えますが、クラウドワークスなどで仕事をしていた時から3倍超になりました。仕事のない状態(失業保険)などの状態から計算すると、もっと金額は上がってます。
資格があったから仕事が取れたというよりは、話に厚みが生まれて、いい商談ができるようになったからかと思います。貯金もできて気持ちに余裕が生まれました。
お客さんはご自身のできない、あるいは多大な労力がかかる領域を依頼してくれます。具体的にはWebサイトのデータ分析やマーケティング戦略の立案です。この範囲は私にとっては、やってて楽しい範囲です。自分の専門性に磨きをかければ、お互いにとってよい関係が作れます。
5.謙虚になった
「逆じゃない?」と思ったかもしれません。しかし、資格を取ると「上には上がいる」と実感できるから謙虚になります。
たとえば、IT関係の資格。ITスキル標準によると、ITパスポートはレベル1、基本情報技術者はレベル2、応用情報技術者はレベル3、ITストラテジストはレベル4とレベルが定められています。レベル4になると、専門分野ごとに試験が用意されていて、全部で9つあります。
自己研鑽に熱心な方だと、この9つを制覇している人もいるわけです。戦略からシステムまでなんでもこいって感じなので、スーパーマンですね。レベル4をひとつふたつ取っていい気になっている鼻が引っ込みましたw
これは、コミュニティに参加したメリットです。世の中にはすごい人がたくさんいます。ぜひ色々な集まりに参加してみてください。
6.学ぶ習慣がついた
今年の目標を立てるときに「今年は何を取ろうかなー」と計画を立てるようになりました。
資格は効率のいい学びだと思っています。ちょっと興味がある分野があれば、検定試験や国家資格がないか調べてみましょう。もしあればテキストや問題集があるはずです。多くの場合、スクールや講座で学ぶよりも安価で体系だった学びが得られます。
簿記検定やITパスポートなど歴史のある資格であれば、テキストや問題集は中古でも買えます。最初の一冊とかは中古でもいいと思います。もちろん、傾向が変わる試験だと直近の年度もカバーしておいたほうがいいです。簿記のように理解が必要な資格だと、大切なことは大きく変わらないため、古くても問題ありません。
7.仕事の質が上がった
知識に厚みができて専門性が高まったため、仕事の質が上がりました。お客様と長いお付き合いをしていただけているのは、サービスの満足度が上がったからではないかと思います。
視野が広がると、物事のとらえ方が変わります。情報収集の精度が上がるため短い時間で質の高いアウトプットが生まれます。余暇時間が増えて、気持ちに余裕ができる。結果、よりよい仕事ができるようになるという好循環が生まれます。
知識に厚みをつけるのは学び直しやスキルアップ、視野を広げるには他分野の勉強、いわゆるリスキリングが適しています。
なぜ資格を取ったのか?
私が能動的に資格を取ったのが40歳からでした。実務ができれば資格はいらないというスタンスだったからです。そんな私が資格を取った理由は下記です。
- 受注プラットフォームの参加要件
- スキルアップ
- 学び直し
- 専門性の対外的な証明
- 希少性の獲得
順番に解説していきますね。
1.受注プラットフォームの参加要件
2021年当時、デジタル化応援隊という受注プラットフォームがありました。中小企業と専門家のマッチングをするWebサイトです。ここで不正が起きたため、専門家の要件として「資格」が設けられることに。
必要に迫られたITパスポートの受験が、リスキリングのはじまりでした。ちなみに、合格したのに受注プラットフォームへの参加資格は得られませんでした。
詳細は下記で書いています。ご関心があればご覧ください。
2.スキルアップ
私はWebマーケティング支援をしていて、データ分析とコンテンツ制作を強みにしています。Webサイトの数字を元に施策を考えて、改善していく。その中でIT関係やSEO関係の資格試験に挑戦しました。
しかし、「結果にコミットするWebマーケター」という自分のありたい姿から考えれば、やりたいことはお客さんの事業支援です。事業内容を考えると、Webだけだと弱いと思うようになったのです。
では、「財務も見れたらよいのでは?」ということで、簿記検定やビジネス会計検定に興味を持ちました。これがけっこう面白かった。簿記はパズルみたいですし、財務分析や損益分岐点分析、原価計算などは数字を考えるための根拠になるから面白い。学んだ知識は2023年から挑戦している中小企業診断士試験の下地になっています。
自分のありたい姿は何か?自分の強みをいかに磨き上げることができるか?という観点で資格や検定を利用しています。
3.学び直し
ITパスポートを受験したときに、「10年以上Web業界にいるのに初めて聞く単語がけっこうあったなー」と感じました。「レベル1でこれなら、レベル2や3はどんなもんだろう?」と興味が湧いたのと、抜け漏れが補完できるのではないかと思いました。
どうせやるのであれば、しっかりやり直してみようと一念発起。自分の業務領域であるプロジェクト推進(プロジェクトマネージャー試験)と戦略構築(ITストラテジスト試験)に合格したところで、IT関係は一旦お休み。ありたい姿に近づく(と思われる)中小企業診断士試験に挑戦しました。
学び直しというのは自分の専門領域内、スキルアップは自分の専門領域を高めるための学びだと考えています。学び直し、スキルアップ、リスキリングのイメージはこんな感じ。
リスキリングの定義は職業能力の再開発、再教育です。企業が新しい戦略を実施する際、従業員は新しい動きが求められます。新しい動きをする上でスキルを身に着けてもらって、新しい業務や職種に順応できるようにするという流れです。
- DX戦略を実現するためにプログラミングスキルを学んでほしい
- データ分析スキルやITスキルを身に着けてほしい
- 経営戦略をより理解してもらうために会計スキルを身に着けてほしい
などが多いでしょう。「自分には関係ない」と思うかもしれませんが、深く学ぶと生活や本業に活かせる部分が見えてきます。けっこう面白いものですよ。
だから、自分の専門領域の上にあるのがスキルアップ、範囲外にあるけど深く学べば自分の仕事に活かせるスキルを身に着けるのがリスキリングだと考えています。
4.専門性の対外的な証明
資格は一定以上の努力や知識の証明です。実務との兼ね合いがあるため、能力や技術の証明とは思いません。知識の定着率はモチベーションによって変わりますし、使わなければ技術は身につかないからです。ペーパードライバーとベテランドライバーの運転技術は大きく違います。初心者の隣に乗って怖い思いをしたことはありませんか?
ただ、有資格者と無資格者を比べたら大きな差があります。ペーパードライバーの技術は低いものの、無免許者と比べれば交通ルールについての理解度や運転技術ははるかに高いです。他の資格においても同じことが言えるでしょう。
結果的に何を信じるかはお客様しだいですし、相性もあるため資格があれば選ばれるかどうかはわかりません。ただ、独占業務のあるなしにかかわらず、専門性を示すよい証明になります。何かを選ぶときにも免許や実績を見れば、大ハズレを引く確率は減らせると思います。
5.希少性の獲得
珍しい人材になったほうが単価は上がります。合格者数が少ない資格だと希少性は高くなりますし、多いと低くなります。合格者数は1回あたりの受験者数×合格率×受験できる回数で計算できます。
たとえば、IT系の資格だと、レベル1、2はパソコンで受けれる試験で複数回受験可能です。これがレベル3の応用情報技術者になると年に2回、レベル4の試験だと年に1回だけです。年に1回しかない試験だと、一定の参入障壁になります。
また、資格を持っていても専門領域は異なります。システム担当といっても医療系や不動産、販売管理システムをしているところもあれば、運送業の配車システムだったりします。資格とスキルや業種を組み合わせて珍しい人になればいいと思います。
私はWebに詳しい中小企業診断士とか、財務も見れるWeb担当という領域で希少性を獲得しようと動いています。
役に立つ資格の選び方
どうせ努力するのであれば、役に立つ資格がいいですよね。お金と時間を無駄にしないために、私は下記の手順で進めました。
ポイントは強みを強化できる、弱みを補えるという観点です。
- 自分の強みと弱みを書き出す
- 世の中の流れを分析する
- クロスSWOT分析で考える
- 何冊か本を買ってみる
- 興味が持てた資格の受験日を調べてスケジュールをつくる
1.自分の強みと弱みを書き出す
まずは自分の強みを書き出しましょう。「強みがわからない」「強みなんてない」という方は、これまでの経験や好きなこと、現在の趣味や昔やっていた部活動、好きだったことやハマっていたものを書き出しましょう。次に自分の弱みを書き出します。わからない方は嫌なことや、やりたくないことを書き出します。
強み:Web業界10年以上、制作ディレクション、マーケティングスキル、成果にコミット、レスポンスの速さ、的確なアドバイス、データ分析、資料作成スキル、原点思考、論理的思考、ていねいな説明、フットワークの軽さ
弱み:IT関係で体系だった学びを受けてない、対外的に証明できるもの(資格など)がない、業界が限定されたスキル
こんな感じですね。内部環境?と思ったかもしれませんが、内部環境は自分の努力で何とかできる部分と考えておけばOKです。
2.世の中の流れを分析する
現在話題になっていることや大きな流れ、ニュースを書き出していきます。思いつかなければ、政治、経済、社会文化、技術の4つの切り口で考えてみてください。
5フォース分析も使えるフレームワークです。
ライバルはどんな動きをしているか、異業種からの参入や代替品はないか、仕入れや取引先が偏っていたり、依存しているなどはないかなどを考えてみましょう。
たとえば、クリエイティブ産業だと下記のような話題やニュースがあります。
生成AI、DX、DX人材の不足、リスキリング、リカレント教育、ショート動画、SNS、テレビ産業からの人材流出、ベテラン勢が仕事を探している、オンラインスクールの増加、ローコードツール・ノーコードツールの増加など
書き出した世の中の流れをプラス(機会)とマイナス(脅威)に分けます。
外部環境は自分で頑張ってもどうにもならない流れと考えておきましょう。外部環境は同じ内容が業界内の立ち位置や捉えかたで、プラスにもマイナスにもなります。
たとえば、「DX人材の不足」は一般的には弱みや脅威になるでしょう。しかし、私にとっては機会になります。なぜなら、DX人材にとって「DX人材の不足」は、売り手市場を意味するからです。
3.クロスSWOT分析で考える
クロスSWOT分析というのは、強み(S)を使ってプラス(機会)を活かす・マイナス(脅威)を避けるにはどうすればいいか、弱みを補完してプラス(機会)を活かす・マイナス(脅威)を避けるにはどうすればいいかを考えます。
ゴールは「専門的で希少性の高い人材になって社会に貢献する」でいいでしょう。社会を組織や取引先と読み替えてくださいね。
たとえば、私の場合は下記のような案になります。
- データ分析のスキルをより専門的に磨き上げてデータサイエンティストになろう(SO)
- マーケティングのスキルだけではなく財務も含めた経営的な助言ができるようになろう(WT)
- これまでのノウハウを集積して中小企業に合う実務的なスクールをつくろう(ST)
SO:強みを生かして機会をとらえる、WT:弱みを克服して脅威を避ける、ST:強みを生かして脅威を避ける、という意味です。
では、ありたい姿になるためにどんなスキルがあるといいのかを考えていきます。たとえば、データサイエンティストならばデータ分析、財務ならば会計のスキル、スクール運営であれば学習管理ツールの選定や使いこなすスキルが必要です。
4.何冊か本を買ってみる
「ほしいスキル+検定」、または「ほしいスキル+資格」などで調べます。よほど珍しい資格じゃなければ、たいていはテキストや問題集があります。データサイエンティストなら、検定試験や統計検定がありますし、簿記なら1級から3級に対応したテキストがあります。
資格は業界の知識を学ぶ上で、もっとも効率のいい方法です。社内での研修制度を用意している会社もあるかと思います。チョコ検定やきのこ検定なんてものもあるんですよ。めっちゃよくまとまっています。
私は最初はブックオフオンラインで調べて買うことが多いです。体系だった学問になっていれば、大きく変わることはありません。IT関係の試験はレベル3まですべて中古で合格できました。
とりあえず買って読んでみて、興味が持てなかったら投げ出しましょう。本格的に時間を使わないなら大した無駄にはなりません。(社命だと難しいかもしれませんが…)
大きな改訂があった場合や、年度ごとのバラツキがある場合はAmazonや書店で買ってます。レベル4の試験対策本や過去問などは個別に買いました。
5.面白そう、興味が持てた資格の試験日を調べてスケジュールをつくる
面白そうと思ったら、やってみようくらいでいきましょう。
試験日を基準に、どのくらい勉強時間が作れそうか?でスケジュールを考えます。一般的な難易度はあるものの、どのくらい時間がかかるかは取り組む人の知識によって異なります。一冊目を読んだときに大体の時間を見積りましょう。
もし、分析に時間がかかって進まないのであれば、強みの強化だけでもOKです。なぜなら、1を10にするのは簡単なのに対して、マイナスをプラマイゼロにするのは、労力のわりに見返りが少ないからです。弱みをなんとかするのはコスパ・タイパともに悪いと言えるかもしれません。
また、外部環境の分析は時代に逆行しない程度でもいいと思います。ひとりよがりになってなければOKです。もし、可能であれば3年程度の余裕をもって今年の計画を立てると、無理のない計画になると思います。
資格の勉強方法
挫折せずにうまく続いた理由は、「レベル3から」とかではなく、レベル1から2、3、4と順番にやったのがよかったと思います。スキルアップだと重複している知識が多々あるので、一般的に言われている勉強時間(100時間とか)よりも短く済む場合もありました。
単語のインプットは、エクセルで写経していました。試験ごとに問題を解いて、自信を持って答えられなかった単語をコツコツ追加していくと、結果的にすごい単語数になってました。行数がもっとも多かったのはセキュリティマネジメント(レベル2)で889行でした。順番にやってなかったら、「単語多すぎ…」となって挫折していたと思います。
単語と並行してテキスト→問題集を解く→わからない部分をテキストで理解という順番でやりました。テキストを読んでもしっくりこない場合はGoogle検索。それでもしっくりこない場合は、追加で本を買いました。
資格取得のモチベーション維持の方法
試験日および合格したら自分へのご褒美を渡していました。好きなものを食べてスーパー銭湯に行くとか、読みたかった本を買う、一日休みにを取ってのんびりするなどです。
たまたま合格が続いたので、試験前になると集中力が上がります。ご褒美ほしさに体が頑張ってくれるサイクルになっているのかもしれません。他には合格証書を眺める、FacebookやWebサイト、ブログで公開するなどもモチベーションの維持になっています。
資格を取ってスキルアップしよう
うちの母は「資格は荷物にならないから、いくらあってもいい。」と言います。確かにいいもんですよ。
私は資格に挑戦して、知識が増え、ものごとの捉え方が変わり、世の中の見え方が変わりました。すばらしい人に囲まれて謙虚になりましたし、合格して自己肯定感が高まったから精神的に落ち着きがでました。仕事の専門性が深まり、幅が広がったため、説得力と信頼感が生まれて人生が変わりました。いいことずくめです。
もちろん資格を取る前もWeb制作やマーケティングに10年以上携わってきたので、プロとしての仕事はできました。しかし、クオリティを知っているのは取引をしたことがある人のみ。そして、Webサイトは購入スパンが長めの商材です。定期的な新規がないといけませんし、新規獲得には信頼が必要です。でも、対外的な証明はできなかったんですよね。資格は客観的な証明のひとつになります。
40過ぎても資格は取れます。もっと若いうちにやってればよかったなーとは思いますがw
もし、あなたが何年後かに「やっておけばよかった」と思うくらいなら、今すぐやることをおすすめします。年齢を重ねると物覚えが悪くなります。今がいちばん若いですし、あれこれ悩んでる時間がもったいない。
何から始めればいいかわからなければ、会社に書いてある資格奨励金や報奨金を狙ってみてもいいじゃないですか。資格取得のスクールのメニューを眺めて選んだり、schoo(スクー)などで興味の持てるスキルを探してみるのもいいと思います。
あなたの強みを高めるには何を取ればいいか?を考えてみましょう。
資格を取っても世界が変わることはありません。でも、資格を取ったらあなたが変わります。なぜなら、世界の見え方や捉え方が変わるからです。あなたが変われば周りが変わり、世界が変わります。もっと生きやすい世界になってるでしょう。応援してますよ。
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