ビジネス会計検定試験は、大阪商工会議所が実施している会計リテラシーを高めるための検定試験です。
貸借対照表や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書などの財務諸表を読む力が身に付きました。
伴走支援をする際に、会計知識があった方が説得力がありますし、将来投資をしようと思った際にも投資先を選定する根拠として自分で選べるようになりますから、個人的には勉強してよかったなーと思えました。
試験を受けたのは昨日です。
わざわざ記事にしたのは、自分のミスでアクシデントがあり、それによって教訓を得たから。
そして、教訓を忘れないために書き留めます。
ビジネス会計検定試験で起きたアクシデント
試験時間は13:30からだったので、最後の追い込みと思って、午前中に試験問題を2年分こなして9割得点。
試験会場に到着したのは15分前。
電卓を忘れたことに気づきました。
計算めんどくさいかも、と思いつつも、この時点では余裕だったんです。
なぜなら、これまで解いていた過去問に載っていた計算問題は非常にキリのいい数字が使われていて、余白を使えば何とかなると思っていたからです。
これが公式過去問題集で使われている数字です。
キリのいい数字が使われていて、電卓なしでもなんとかなりそうな気がしてきませんか?
でも、実際はそんなに甘いもんじゃなかったです。
や、やばい…
財務諸表分析は足し算、引き算、割り算、掛け算などの四則演算が主で、特に割り算を多用します。
普通の生活をしていて、5桁÷7桁なんてやりませんから!
245,513/765,557と293,018/1,058,921でどっちが大きいとか比べないですから!
なんとか全部の問題を埋めて、試験時間いっぱい使ってフィニッシュ。
丸め誤差とかがたくさんあっただろうから、合格してるかどうかは運だけど、やり切ったので悔いはなし。
来月の結果発表が楽しみです。
得た教訓
- 油断大敵
- ツールは使うべき
という二点を感じました。
油断大敵
コンスタントに点数が取れる&試験時間が余るようになって油断したせいで、持参物のチェックが漏れた上、電卓を忘れたことに気づいても頑張るかーくらいだったんですよね。
また、試験会場に余裕を持って到着していないのもダメでした。
会場は本町だったので、忘れたのに気付くのが後30分早ければ、近所のダイソーに駆け込めたことでしょう。
ということで、未来の自分にこの言葉を贈ります。
- 前日に荷物をまとめたら、会場まで荷解きをするな。勉強したければ会場の近くでやりなさい。
- ギリギリまで勉強するな。試験日までに余裕を持ってしっかり仕上げておけ。
- 経験もしてないのに慢心するな。
- 余裕を持って行動しなさい。
便利なツールは使うべき
5桁の計算問題を解いてる中で、凡人たる私は電卓という便利なツールを使うべきだとひしひしと感じました。
珠算検定を持っている方や、暗算が超得意といった方には電卓は必要ないかもしれませんが、これはスキルに属するものですから、一般人に当てはまる話ではありません。
個々人のスキルに依存するのではなく、ツールを使って標準化する方が効率がいいというのは、仕事でも一緒だなと思いました。
便利で一般的なツールは活用すべきです。
ホームページやアプリ、メールやチャットといったツールも一般的になった割に、あまり活用されていません。
支援を通じてもっとホームページの活用を身近なものに、当たり前のように使っていただけるように頑張ろうと思いました。
ビジネス会計検定試験は会計の知識をつけたい方におすすめ
会計の知識をつけたいなーと思っている方は、試験を受ける受けないに関わらずテキストと試験問題を買って勉強してみてはいかがでしょうか。
次回の試験日は2022年10月16日、申込みは8月からです。
合否に関わらず、次は2級にチャレンジします。(受かっててほしいなぁ…)
結果発表(2022年4月12日追記)
あぶねえあぶねえ。
設問Ⅲと設問Ⅳの正答率が悪いのは丸め誤差などがあったせいですね。
合格していたのでヨシ。
ビジネス会計検定2級も合格しました!(2023年4月追記)
2級は電卓持って行ったのに、時間が足りなくなりそうでした。難しかったです。
連結財務諸表を読めるようになるので、数字に強いビジネス人材になりたいとか、コツコツ投資したいなんて方にはおすすめ。試験を受けなくてもいいから、勉強してみてはいかがでしょう。