ロングテールキーワードとは?選び方とロングテールSEOのやり方

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ロングテールキーワードは特定の専門分野に特化していく内に自然と生まれてくるキーワード群です。
どういったキーワードを選ぶのが効果的なのか、そしてロングテールキーワードを攻略するにはどういったアプローチを取ればいいのかを解説します。

目次

ロングテールキーワードとは?意味や定義を確認

特定の専門分野に特化していく内に自然と生まれてくるキーワード群と言われても、抽象的過ぎてピンとこないですよね。

例として「Web集客」で考えてみましょう。

「Web集客」に特化していく内に自然と生まれるキーワード群とは?

「Web集客」というトピックには共通している内容と個別対応が必要なトピックがあります。

共通するトピック
手段や基礎知識などは様々な人に当てはまるトピックです。
  • ホームページで集客したい
  • SNSで集客したい
  • Web広告で集客したい

といった手段や、「Web集客」の意味や方法、参考になるおすすめの本などの基礎知識を知りたいというのは、初心者に共通する悩みです。
検索する人も多く、検索ボリュームは大きくなります。

初心者から一歩進んで、これから始めようとしている方や現在進行形でWeb集客に取り組んでいる方だと、悩みの種類が変わってきます。

個別に対応するトピック
業種によってゴール(実現したいこと)が変わってきます。

彼らにとって「Web集客」と検索した理由は、無料相談やモデルルームの見学会への申し込み、予算シミュレーションや見積などのリードの獲得や来店予約といった直接的な売上の増加を実現したいからです。
検索意図がはっきりしているものの検索ボリュームは小さくなります。

共通しているトピックと個別対応が必要なトピックの違いは、検索ボリュームと検索ニーズです。

検索ボリュームが大きいこと
適応範囲が広いため検索ボリュームも大きくなる
検索ニーズは個別対応トピックの方が強い
業種別は検索ボリュームは小さいものの検索ニーズは強い

検索ボリュームが大きいキーワードと検索ニーズには相関関係があります。

検索ボリュームと検索ニーズの関係性

手段や基礎知識などの「一般ワード」に答えたり、士業の方向けのコンテンツ、工務店向けのコンテンツ、飲食店向けのコンテンツといった、それぞれのニーズに応えていくと、サイト内で解説しているキーワードがどんどん増えていきます

キーワードが増えることでロングテールキーワードとなる
対策キーワードが増える(コンテンツを作る)と長いしっぽ(ロングテール)ができます。

自社の専門性を活かしてお客さんの悩みに応えていけば、対策キーワードが自然と増えてロングテールが生まれます。
この対策キーワードの固まりを狙って作りたい、効率的に生み出したい時に使うのがロングテールSEOという方法です。

ロングテールSEOとは?

発信を続けていけばロングテールキーワードが自然と対策できるといっても、きちんと管理していなければ、重複コンテンツが出てきてマイナス評価を受けたり、発信するテーマがブレてしまって、いつの間にかブログが日記や日報になるなど、誰の需要もないコンテンツになっていることもあります。

需要があろうがなかろうが、効果の多寡に関わらずコンテンツを作るのには時間が必要です。
せっかく時間を使うなら努力が報われる方がいいですよね。

ロングテールSEOは発信するトピック(キーワード)を増やして検索結果の上位表示を狙う方法です。
コンテンツ単位でキーワードを管理できるので、重複コンテンツを作ることもなければ、報われないコンテンツを作る可能性も低くなります。

トピッククラスターでつくるロングテールSEOと、事例でつくるロングテールSEOがあります。
それぞれの特徴と評価方法を知っておきましょう。

トピッククラスターでつくるロングテールSEO

対応していくとキーワードが増えていく
Web集客を中心としたキーワード群のイメージ

「Web集客」のように核になるトピックを中心に据えて、お客さんが検索する可能性があるキーワードとキーワードに対しての回答となるコンテンツを作っていきます。

オウンドメディアやコンテンツマーケティングで成功しているサイトは、「一般ワード」「ビックワード」と呼ばれる検索ボリュームが大きいキーワードでトピッククラスターを形成して膨大なトラフィックを獲得しています。

事例でつくるロングテールSEO

個別対応コンテンツのロングテールSEOイメージ
士業ではなく税理士事務所に特化した場合のコンテンツ群

業種や職種を絞り込んで、「サイト公開」「動画撮影」「ホワイトペーパー」「評判」「サイト運用」などの独自コンテンツを掲載することで特定のターゲットを強く惹きつけることができます。
「一般ワード」ではカバーできない需要を獲得できるのが特長です。

ロングテールSEOの特徴とメリット・デメリット

トピッククラスターと事例でつくるコンテンツは別物です。
混同しないように特徴を確認しておきましょう。

手法特徴
トピッククラスターキーワードを中心に集客力を高めるコンテンツが作れる。
検索ボリュームが大きいキーワードの攻略に向いている。
事例事例を中心に専門性を示したり信頼性を高めるコンテンツが作れる。
ニッチなキーワードの攻略に向いている。
手法メリットデメリット
トピッククラスター計画を立てやすい。
成功すれば大量のアクセスが手に入る。
ライバルが多いため競争が激しい。
CVから遠いアクセスのこともある。
事例更新が楽。
ライバルが少ない。
CVに近いアクセスを獲得できる。
現場の協力が必要。
需要が少なすぎることもある。

どちらが良いどちらが悪いではなく、役割が異なると覚えておいてください。
役割が違うため、それぞれの評価軸を持ちましょう。

ロングテールSEOの評価軸

共通する評価指標としては、コンテンツの投稿によってサイトの滞在時間が長くなる、閲覧ページが増える、CTAに設置したコンテンツのダウンロード数が増えるなどがあります。

手法評価軸
トピッククラスター中心に据えたコンテンツのPVの増加
攻略キーワードの検索順位
事例流入クエリ数の増加
投稿したコンテンツからのCV

トピッククラスターは中心に据えたトピック(今回の例なら「Web集客」)の流入数が増えることが最大の評価指標です。
検索順位が上昇していれば流入数も増えるため、狙ったクエリの順位が上がったかどうかも重要指標です。

事例は検索ボリュームが少ないので、PVはほとんど気にしません。
その代わりコンテンツを投稿したことで流入クエリ数が増えているかが最大の評価指標になります。

クエリの分析はGoogleサーチコンソールの検索パフォーマンスでやります。
Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスを使ってアクセスを増やす方法で詳しく解説しているので、ご興味があればこちらもご確認ください。

ロングテールキーワードの選び方

トピッククラスターは検索クエリに合わせたコンテンツを作成するのに対して、事例は合いそうな検索クエリを探す(コンテンツがすでにできているため)という違いがあります。

トピッククラスター用キーワードの選び方

一番最初に考えるのは、「自分のお客さんがどういったキーワードで検索するか?」です。
そして、「なんで検索したのか?」「検索結果を知ってどうなりたいのか?(目先)」「検索結果を知ってどうなりたいのか?(できれば)」を想像してどういった人なのかといったターゲットのイメージを固めます

中心に据えたトピックに興味を持ったターゲットが何を疑問に思うのかを書き出します。
思いつかなかったら、営業担当やカスタマーサービスなどお客さんと接しているスタッフの力を借りましょう。
一緒にブレーンストーミングしたり、社内アンケートを回して集計する、あるいはお客さんにインタビューするのもいいと思います。

頼れる相手がいない、時間がない状態でどうしても思いつかなかったら、ツールの力を借りましょう。
最初からツールを使ったらダメ?と思うかもしれませんが、ターゲットが固まってないとコンテンツを作る時に苦労しますし、いいコンテンツを作るのが難しかったりします。

面倒でもお客さんの気持ちを考える癖がつくまでは取り組むことをおすすめします。

事例用キーワードの選び方

施工前、施工後のような成果物をコンテンツにします。
信頼性を高めることができるのが大きな特長です。
具体的なイメージを持っている人にとっては、発注するかの決め手になるほど重要なコンテンツです。

コンテンツの方向性は決まっているので、カテゴリが偏っているなら特定の層からの集客を目的にして、カテゴリが偏っていないならば多様性をウリにしましょう。

トピッククラスター用キーワードと事例用キーワードの違い

トピッククラスターは集客が目的、事例は信頼度をアップさせることが目的です。
事例も貯まってきたら、カテゴリ一覧画面などで集客できるようになります。

工務店向けの集客ワードで調べてみると、消費者向けのキーワードだとブログが上位にランクインするのに対して、店舗デザインなどの事業者向けのコンテンツは事例一覧などが上位にランクインしていました。

【工務店向け】集客ブログに最適な文字数は?【2021年8月調べ】で詳しく解説しています。
30キーワード、594サイトを調べた結果なので、ある程度の参考にはなると思います。

タイトルの付け方を工夫しましょう。

集客目的なら検索ボリュームを参考にして検索に引っかかりやすいタイトルをつければいいですし、参考記事などで紹介して、わくわくを高めるためのコンテンツにするなら、検索ボリュームなどよりもお客さんの感情にスポットライトを当てたタイトルをつけます。

タイトルは後からでも変更できます。
まずはコツコツ更新する習慣をつけましょう。

キーワードを選ぶ助けになるツール

外注して複数ライターで制作する時はキーワードツールを使ってまとめて出しますが、自分を中心とした数人で作るなら、Googleキーワードプランナーで十分です。

キーワードプランナー
新しいキーワードを見つける。調べるキーワードを入力して結果を表示をクリック。
キーワードの候補をダウンロード
右上のダウンロードボタンをクリックすれば、csvまたはスプレドシートへ移せます。

新しいサイトを作る時や仕事の時は10,000程度のキーワードを分類しますが、慣れるまではキーワードを仕分けするだけで満足してしまったり、攻略しないといけないキーワードが膨大にあって萎えてしまったりすることがありました。
最近はコンテンツを作る時にキーワードを集めるようにしています。

コンテンツの管理はWebコンテンツの管理は攻略キーワード別にリストを作れば簡単ですが参考になるかと思います。

ネギマ

勝ちやすいキーワードを選ぶコツってある?

月間検索ボリュームが1,000を超えないようなキーワードなら、ひとつのコンテンツで検索クエリのすべてを満たすこともできるので、検索ボリュームが控えめで競合性が低い(ライバル少ない)にキーワードに全力でコンテンツを作ってみるのがいいかもしれません。

検索ボリュームが多いキーワードは業種が複数だったり、年齢の幅が広かったり、用途や前提が異なるため、複数のコンテンツで攻略することが基本になります。

ロングテールSEOに取り組むべきか?

取り組むべきだと思います。
特に、ニッチな商品を取り扱っている企業や、BtoB商材とは相性がいいと考えています。

なぜなら、BtoCと比べれば

  • ライバルが少ない。
  • 商材の独自性が強く差別化しやすい。
  • 情報発信に熱心な中小企業が少ないため、発信するだけでもライバルに差をつけやすい。

からです。

「イオナイザ」ってご存じですか?製造業なら知ってて当たり前かもしれませんが、私は初めて知りました。
生産現場でダストなどが入らないように静電気を対策するための機器で、キーエンスやSMCなどが主なベンダーのようです。

イオナイザの検索結果
イオナイザで調べた時の検索結果。1位のパナソニックと4位のキーエンスの取り組みが素晴らしいです。

ぜひパナソニックのページやキーエンスのページを参考にしてください。
素晴らしい取り組みをしています。

もし、取り組まなかったらどうなる?

ライバルにキーワードを根こそぎ取られて、検索結果のランキングから弾かれてしまうでしょう。

検索順位と流入数には強い関係があります。
アクセスが激減した後、「Web集客なんて意味ない」「コンテンツマーケティングの成果は出ない」と言っているかもしれません。

取り組んだらどうなる?

正しいやり方で取り組めば、狙ったキーワードでライバルよりも上位に表示されますし、ニッチな事例に共感したお客さんからの問い合わせが増えることでしょう。

ある程度の時間は必要ですが、ライバルが参入してきても追いつかれにくいということ。
普遍的なコンテンツを作れば、かなりの期間アクセスを稼いでくれます。

あなたの業界に巨大なライバルがいたとしても、すべてのキーワードを網羅することなんて物理的に不可能ですし、あなたの会社の独自性を打ち出したり、事例を取り扱ったニッチキーワードなら勝ち目はあります。

コトウリはあなたをサポートします

Webサイトを持っていない、あるいは、現在持っているWebサイトにCMSなどの自分で更新できるシステムが入っていないなどのWebツールの問題で発信できないなら、コトウリが作ります。

コンテンツを管理できる人員がいない、何からやればいいのか分からないなら、コトウリが伴走しながらサポートします。

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