小規模事業者持続化補助金には一般型とコロナウイルス特別対応型(以下コロナ特別対応型)の二種類があります。
一般型の補助率は最大2/3、コロナ型の補助率は最大3/4、金額も一般型は最大50万、コロナ型は最大150万または200万(事業形態によって変動)です。
さっそく採択率を見ていきましょう。
令和元年小規模持続化補助金<一般型>の採択率
応募者 | 採択者 | 採択率 | |
---|---|---|---|
商工会地区 | 18,080 件 | 16,846 件 | 93.17% |
商工会議所地区 | 15,202 件 | 13,099 件 | 86.16% |
合計 | 33,282 件 | 29,945 件 | 89.97% |
令和元年の一般型の採択率は89.97%となっています。
令和2年小規模持続化補助金<一般型>の採択率
第二回の申請数が大きく増えた結果、採択率が下がっていますね。
令和2年の一般型の採択率は72.75%となっています。
第三回分の採択結果はまだ発表されていませんが、コロナ特別対応型の結果を見ると、採択率は下がっていると推察されます。
小規模持続化補助金<コロナ特別対応型>の採択率
応募者 | 採択者 | 採択率 | |
---|---|---|---|
第一回 | 6,744 件 | 5,503 件 | 81.60 % |
第二回 | 24,380 件 | 19,833 件 | 81.35 % |
第三回 | 37,302 件 | 12,664 件 | 33.90 % |
小計 | 68,426 件 | 38,000 件 | 55.53 % |
第二回までの平均が81.40%だったのに対して、第三回の採択率は33.90%と大きく下がりました。
これにより合計55.53%となっています。
一般型とコロナ特別対応型の申請受付締切時期
どちらも4回に分けて応募を受け付けていますが、締切タイミングが違います。
一般型 | コロナ特別対応型 | |
---|---|---|
第1回締切 | 2020年3月31日 | 2020年5月15日 |
第2回締切 | 2020年6月5日 | 2020年6月5日 |
第3回締切 | 2020年10月2日 | 2020年8月7日 |
第4回締切 | 2021年2月5日 | 2020年10月2日 |
第5回締切 | 2020年12月10日 |
コロナ特別対応型の最終締め切りが2020年10月2日になっていましたが、追加で第5回が設けられました。
申請するためには商工会または商工会議所の担当者とやり取りをしなければならないので、2週間くらいは猶予を見ておきましょう。
※コロナ対応型は商工会または商工会議所の担当者とのやり取りは任意となっています。
申請するには何をすればいい?
補助金申請の流れは下記記事でご覧いただけます。
一般型の流れですが、コロナ特別対応型も流れは一緒です。
小規模事業者持続化補助金<一般型>の流れ(申請・採択・振込)
申請のハードルになる経営計画書の書き方で悩んでいる方は下記記事でご覧いただけます。
持続化補助金<一般型>向け経営計画書の書き方!サンプルを添削
持続化補助金<コロナ特別対応型>向け経営計画書の書き方!サンプルを添削
コロナ特別対応型の申請方法については下記記事で詳しく紹介しています。