【工務店向け】集客ブログに最適な文字数は?【2021年8月調べ】

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コンテンツマーケティングやSEO対策に取り組んでいると、「コンテンツは量ではなくて質」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

「集客に有効」と言われるブログ記事だと「文字数が量」、「書いている内容が質」に当たるように感じますが、実際のところはどうなのでしょうか。

リフォーム関係の人気キーワードを30個(合計月間検索ボリューム89,300件)ピックアップして、トップ20のコンテンツ(合計594コンテンツ※)を調べて比較してみました。
※ツールで取得したため、11~20位の順位で6サイトほどエラーが出ました。除外して594サイトとなっています。

まずは文字数の分布を見てみましょう。

目次

トップ20コンテンツの文字数グラフ

30キーワードトップ20のコンテンツの文字数を1000字単位で分類したグラフ
30キーワードトップ20(合計594)のコンテンツの文字数を1,000字未満~10,000字以上を1,000字単位で分類したグラフ

10,000字以上が101件(17%)でトップ、3,000字~4,000字が69件(11.6%)、5,000字~6,000字が65件(10.9%)と続きます。

上位表示されるために量は重要なファクターのひとつと言えそうです。

文字数件数割合
1,000字未満31件5.2%
1,000~2,000字37件6.2%
2,000~3,000字45件7.6%
3,000~4,000字69件11.6%
4,000~5,000字58件9.7%
5,000~6,000字65件10.9%
6,000~7,000字61件10.3%
7,000~8,000字46件7.7%
8,000~9,000字46件7.7%
9,000~10,000字35件5.9%
10,000字以上101件17.0%

次はトップ20のコンテンツを細分化していきます。
トップ10と11位~20位を比較してみました。

トップ10コンテンツと11位から20位のコンテンツを比較

トップ10と11位から20位の文字数を比較
青がトップ10、オレンジが11位から20位

6,000字を境にトップ10コンテンツの方が多くなっています

文字数トップ1011位~20位
1,000字未満10件21件
1,000~2,000字12件25件
2,000~3,000字20件25件
3,000~4,000字32件37件
4,000~5,000字24件34件
5,000~6,000字28件37件
6,000~7,000字37件24件
7,000~8,000字26件20件
8,000~9,000字26件20件
9,000~10,000字21件14件
10,000字以上64件37件
トップ10は300件、11位~20位は294件

10,000字以上の差は1.7倍で最大の差です。

1,000字単位だと少し見るのが大変です。
ブログ記事でよくある枠組みの1,000字未満、1,000~3,000字、3,000字~5,000字、5,000字~10,000字、10,000字以上といった5つの枠組みで比率を見てみましょう。

トップ10コンテンツの文字数比率

トップ10の文字数比較

5,000字以上が67.3%と過半数を占めています。

3,000字未満でトップ10に入っているのは、誰もが知っている大企業か、比較サイトの事例一覧ページというドメインが非常に強いサイト(信頼性の高いサイト)でした。

中小企業がトップ10に入ろうと思ったら、しっかり設計した上で専門性の高い事例紹介をたくさん追加するか、最低でも3,000字以上のブログ記事を書く必要がありそうです。

また、トップ10といっても1位と10位ではアクセス数に10倍以上の差が出てきます。
目指すは1位、できればトップ3くらいまでに食い込んでいきたいところです。

では、トップ3に食い込もうと思ったら、どのくらいの文字数を目安にすればいいのでしょうか。

トップ3コンテンツの文字数比率

トップ3の文字数比率を円グラフで示した図

5,000字以上が74.4%と比率が上がっていますが、5,000~10,000字の比率は1.4%ダウン。
10,000字以上の比率が8.7%アップしています。

5,000字を超えてくると、記事によっては長すぎて読んでて疲れたり、冗長だと感じる場合もありますが…
あくまでユーザーからどう評価されているか、そしてユーザーの行動を踏まえてGoogleがどう判断しているかの参考にはなると思います。

次は11位から20位にいるコンテンツの文字数を見てみましょう。

11位から20位コンテンツの文字数比率

11位から20位の文字数の比率を円グラフで示した図

5,000字以上が51.7%となっています。
トップ10、トップ3の比率を見てから見ると、物足りない気がするかもしれませんが、人気のキーワードですからライバルもものすごく多い(数百万分の20ですから精鋭です)です。

2,000字程度なら短時間で作れたりしますが、5,000字以上のコンテンツをまともに作ろうと思ったら、構成が必要になってきますし、推敲もしないといけないので時間もかかりますし、結構手がかかります。

人気のキーワードで11位から20位に入賞できるコンテンツって、SEOの基本ができていたり、評価される下地があるわけですから、すごくもったいないんですよね。
ちょっと手を加えるだけで、14位のコンテンツが2位になったり、20位のコンテンツが4位に入ったりしたことがあります。

さて、改めてトップ3、トップ10、11位から20位の文字数の比率を比べてみましょう。

トップ3、トップ10、11位から20位の文字数の比率を比較

トップ3、トップ10、11位から20位の文字数の比率をグラフにした図
数字の単位はパーセント
文字数トップ3トップ1011位~20位
1,000字未満3.3%3.3%7.1%
1,000~3,000字11.1%10.7%17.0%
3,001~5,000字11.1%18.7%24.2%
5,001~10,000字44.4%46.0%39.1%
10,000字以上30.0%21.3%12.6%
トップ3、トップ10、11位から20位コンテンツの文字数比率

一番多いのは5,000字~10,000字ですが、3,000~5,000字と10,000字以上の傾向が逆になっているのが興味深いですね。

文字数が増えると検索クエリが増えて検索に引っかかる可能性が上がりますし、補足情報も増えるので専門性も高くなります。
情報量が多いからユーザーに評価される機会も増えて、結果的に順位がアップするという理屈です。

コンテンツのタイプから見ても、情報量を増やすことができるブログ記事が上位表示に有効なのが分かります。

トップ3のコンテンツのタイプ

トップ3のコンテンツタイプ

まとめページは自社運営メディア内で完結する目次のようなページです。
最初にしっかり設計しておけば、割と簡単に作れるので、設計や企画に時間を使うようにしてみてください。

トップページがトップ3に入ったサイトもありますが、90件中4件です。
下層ページや記事コンテンツを入口にして、興味を持ってくれた方がトップページへ移動する流れになっています。

今回調べたリフォーム関係のキーワード

抽象的なキーワードではなく、ある程度具体的に考えている方が調べるキーワードを中心に消費者向け、業者向け、プチリフォームや水回り、外壁や屋根など用途別で調べました。

どのキーワードも人気があるので、広告を出している方も多いかと思います。
これからはキーワード別の文字数を紹介します。

消費者向けよりも業者向けの方が緩いですよ。

住宅のリフォーム(消費者向け)キーワードとコンテンツの文字数

調べたキーワードは8つ。
類似語や同意語を含む合計の月間検索ボリュームは36,730件です。
※ロングテールキーワードまでは網羅できていないため、実際はもっと多いと思います。

  1. 戸建て リフォーム
  2. マンション リフォーム 費用
  3. 古民家 リノベーション 費用
  4. ベランダ リフォーム
  5. 押し入れ リフォーム
  6. 畳からフローリング
  7. 引き戸 リフォーム
  8. 和室から洋室
消費者向けリフォームキーワード文字数分布グラフ

トップ20、156サイトの平均文字数は6,873字

1,000字未満のコンテンツはYoutube(2件)と事例コンテンツ。
1,001~3,000字未満も事例コンテンツが中心、3,000字以上はブログコンテンツが中心です。

ボリュームゾーンがはっきりしてますね。

水回りのキーワードとコンテンツの文字数

調べたキーワードは4つ。
類似語や同意語を含む合計の月間検索ボリュームは20,490件です。
※ロングテールキーワードまでは網羅できていないため、実際はもっと多いと思います。

  1. キッチン リフォーム 費用
  2. トイレ リフォーム 費用
  3. お風呂 リフォーム 費用
  4. 洗面台 リフォーム 費用
水回りのキーワード文字数分布グラフ

トップ20、79サイトの平均文字数は7,944字
人気がある=競争が激しい(ライバルが多い)ことが平均文字数からも伺えます。

3,000字未満でランクインしているのはPanasonic(1,867字)、LIXIL(2,332字、2,388字)×2、タカラスタンダード(2,859字、2,875字)×2といったメーカーのページでした。
「何を言っているか」も大事ですが、「誰が言ってるのか」ということが重視されていることがよく分かります。

順位文字数サイト
111,973比較サイト
22,332LIXIL
319,763比較サイト
「トイレ リフォーム 費用」のトップ3

1位と3位の文字数と比べるとLIXILさんの文字数は極端に少ないですが、LIXILさんだからこの文字数でもランクインできています。

リフォームのお悩みキーワードとコンテンツの文字数

調べたキーワードは5つ。
類似語や同意語を含む合計の月間検索ボリュームは7,390件です。
※ロングテールキーワードまでは網羅できていないため、実際はもっと多いと思います。

  1. 500万 リフォーム
  2. 1000万 リフォーム
  3. 築30年 リフォーム
  4. 築50年 リフォーム
  5. 建て替え リフォーム
お悩みキーワードの文字数分布

トップ20、99サイトの平均文字数は5,560字
具体的に考えている人が検索するキーワードであるため、検索ボリュームはそれほど大きくないのに競争が激しい(ライバルが多い)です。

3,000字未満の14件の内、11件が事例紹介(2位~19位)、コラムが2件、対談形式のYoutube動画(18位)が1件でした。

外壁のリフォームキーワードとコンテンツの文字数

調べたキーワードは3つ。
類似語や同意語を含む合計の月間検索ボリュームは3,460件です。
※ロングテールキーワードまでは網羅できていないため、実際はもっと多いと思います。

  1. 外壁 ひび割れ 補修
  2. 汚れにくい 外壁
  3. 汚れが目立たない色
外壁のキーワード文字数分布グラフ

トップ20、59サイトの平均文字数は6,488字
検索ボリュームはそれほど大きくないのに、競争が激しい(ライバルが多い)ことが平均文字数からも伺えます。

1,000字未満のコンテンツはすべてYoutube(9位、10位、11位)でした。
外壁のクラック補修などを撮影した動画やひび割れを放置したらどうなるのか?といった解説動画がランクインしています。
5分から10分程度の動画ですが、スライドを使っており、文字に書き起こしたらそれなりの文字数になりそうです。

普遍的な内容を解説した動画は、Youtube内で新たな接点を作ってくれますし、営業資料やWebサイトのコンテンツとしても利用できるため、積極的に取り組むのがよいでしょう。

屋根のリフォームキーワードとコンテンツの文字数

調べたキーワードは4つ。
類似語や同意語を含む合計の月間検索ボリュームは18,500件です。
※ロングテールキーワードまでは網羅できていないため、実際はもっと多いと思います。

  1. 屋根 工事
  2. 屋根 吹き替え
  3. 瓦 屋根
  4. 屋根 塗装
屋根関係のキーワード文字数分布グラフ

トップ20、77サイトの平均文字数は8,792字

5,000字未満の22件でトップ10に入っているのは5件のみ。
最も上位でも8位です。

トップ3の平均文字数は10,478字。
文字数こそパワーだみたいな感じを受けるかもしれませんが、20,000字超えの4つのコンテンツの平均順位が8.5位(4位、7位、7位、16位)となっているので、ダラダラ書かないなどの文章の質も大切ということが分かります。

店舗や施設の改装(業者向け)キーワードとコンテンツの文字数

調べたキーワードは6つ。
類似語や同意語を含む合計の月間検索ボリュームは2,730件です。
※ロングテールキーワードまでは網羅できていないため、実際はもっと多いと思います。

  1. 店舗 設計
  2. 店舗 内装 デザイン
  3. 飲食店 内装
  4. 美容院 内装
  5. 病院 内装
  6. 保育園 内装

消費者に比べれば検索ボリュームはかなり少ないもののニーズは強いので、人気も高いキーワードです。

店舗や施設の改装キーワードの文字数分布グラフ

トップ20、120サイトの平均文字数は4,433字。
5,000字未満は事例紹介が中心、5,000字以上はブログ記事が中心とはっきり分かれているのが特徴です。

事業者や施設長は消費者よりも具体的なイメージを持っていることが多く、事例を見て自分のイメージが実現できそうかを探しているから、事例が上位に食い込んでいるのだと推察されます。

まとめ:攻略キーワードと文字数の関係

  • キーワードの人気と文字数は比例する
  • ドメインが強ければ効率アップ
  • BtoCはブログ記事、BtoBは事例紹介
  • ブログ記事が厳しければ動画を使うのもひとつの手

キーワードの人気と文字数は比例する

攻略すれば多くのアクセス数が期待できるキーワードは人気が高いです。
今回の調査結果でも検索ボリュームが大きいキーワードの平均文字数は多く、検索ボリュームが小さいキーワードの平均文字数は少ない傾向がありました。

検索した人が真剣に考えているキーワードも人気が高いですが、真剣に考えているとイメージが固まっていることが多いので、広告を出してランディングページで対応するか、多数の事例を掲載するなど、より具体的な提案に近いページが必要なのだと思います。

ドメインが強ければ効率アップ

メーカーのように信頼度が高い(ドメインが強い)サイトになれれば、文字数が少なくても上位表示は現実的ですが、信頼度が高まるまでは地道な努力(他のコンテンツよりも質を高める)が必要です。

上位を占めているのは大企業または、一括見積サイトや比較サイトなどの集客代行をしているサイトです。

大企業にはなろうと思ってなれるものではないので、集客代行サイトのカテゴリ設計やブログ記事の作り方を参考にするのが良いでしょう。
SEOを意識して設計した上で、ユーザーに評価される記事を作り続けていれば、ゆっくりとドメインは強くなっていきます。

BtoCはブログ記事、BtoBは事例紹介

消費者が具体的なイメージを持っていないというわけではありませんが、事業者は起業する際や多店舗展開する際に検索しますし、消費者よりも明確に時期を決めていることが多いのでより具体的でストレートなアイデアが欲しいという検索意図が結果に表れているのだと思われます。

ブログ記事が厳しければ動画を使うのもひとつの手

Googleの検索結果はYoutubeも含まれます。
検索結果のトップ20に表示されような動画コンテンツなら、Youtube内で検索されれば上位表示される可能性が高いです。

ブログの平均文字数やライバルの取り組みを見て絶望してしまった人も、諦めないでください。
ブログで上位表示をするのが難しくても、動画コンテンツならライバルがまだ少ないかもしれません。

何より、動画コンテンツは外部ライターを使った人海戦術が難しいので、現在ランキングの上位にいる比較サイトと競わなくていいところが中小企業向きだと思います。

中小企業はロングテールキーワードを狙おう!

今回調べてみたら、全国展開していない地場の工務店も上位にランクインしていました。

非常にライバルが多いキーワードでも、設計をしっかり行って、コンテンツをしっかり作り込めば中小企業でも十分対抗できるということです。

検索ボリュームがそれなりにあるミドルワードでもランクインできるのですから、地域名や市区町村を加えたロングテールキーワードならランクインできる可能性はより高いと言えます。
ロングテールキーワードって何?と思った方は、ロングテールキーワードとは?選び方とロングテールSEOのやり方が役に立つと思います。

また、アウトソーシングが難しい動画コンテンツの作成(顔出しが望ましいです)もおすすめです。
ブログでロングテールキーワードを狙うように、自社のYoutubeチャンネルを作成して、Youtube内で検索された時に表示されるコンテンツを作ると結果が出やすいと思います。
Youtubeはあくまで入口なので、説明文や動画コンテンツ内でWebサイトへの案内はしておきましょう。

まずは普遍的な内容でライバルが少ないコンテンツを取り扱って、ネタが少なくなってきたら、お客さんから寄せられた相談内容などをテーマしていくのが面白いと思います。

もし、具体的なプランニングや実行のサポートが必要なら、コトウリに相談してください。
状況を伺った上でベストなプランを提案させていただきます。

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