APIとは何の略?意味と簡単な解説

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APIとはApplication Programming Interface(エーピーアイ、アプリケーション・プログラム・インターフェース)の略です。
異なる2つのアプリ(ソフトウェア)のプログラムをつなげる仕組みです。

目次

コトウリの解説

API自体はパソコンとマウス、パソコンとキーボードなどをつなげるUSBなどのハードウェアも含みますが、インターネット上のサービスをつなげるAPIはWeb APIと呼ばれています。

Web APIは私たちの身近に使われていて、あなたもすでに目にしたこともあります。

Web APIとは?

店舗情報にGoogleMapが載っていたり、TwitterやFacebookの投稿が載っているホームページを見たことはありませんか?
サイト内に埋め込まれていて違和感を感じませんが、それぞれGoogle Map API、Twitter API、Facebook APIといった個別の技術が使われています。

Web APIを使うことによって、それぞれ独立したサービスの一部分を自社のサービスとつなぐ(埋め込む)ことができるようになります。

APIを使うことのメリット

安い、早い、手軽で便利というのがメリットです。

APIは安い

独自に開発するには専門的な知識も必要であるため、かなりの費用がかかります。
埋め込みたいサービスにアクセスしてAPIキーと言われる認証鍵を手に入れれば、ほぼ無料で使うことができます

APIは早い

APIキーを取得するのは10分もかかりません
APIが組み込まれているサービスも多々あるため、APIキーを入力するだけで使えるようになります。
クチコミをコピペすることもなく、SNSの投稿を埋め込むこともできます。

APIは手軽で便利

以前、店舗情報に掲載する地図は周辺の情報を網羅して、駅からの道順を書いた画像を掲載していました。
地図の書き方が下手くそだと分かりにくかったりもしましたが、Google Map APIを使う事で、店舗にピンがついた地図を埋め込むことができるようになりました。

サイトを見る人にとっても、より便利で分かりやすいですよね。

コードを記載する場所を変えれば、表示させる場所を簡単に変えることができます。

APIと似たような言葉 ASP、SaaS

APIについて調べていくと、似たような意味の言葉が出てきて混乱することもあります。
詳細は別記事で説明しますが、どういった違いがあるかを軽く掴んでおきましょう。

APIと似たような言葉にASP(Application Service Provider(エーエスピー、アプリケーション・サービス・プロバイダ)やSaaS(Software as a Service、サース、ソフトウェア・アズ・ア・サービス)といった言葉があります。

API、ASP、SaaSを比較

名称APIASPSaaS
概要サービスとサービスをつなぐ事業者が提供するソフトウェアサービス
特長埋め込まれているサービス外向きのものが多い内向きなものが多い
対価無料のものが多い月額課金が多い無料から有料まである
具体的なサービス名Google Map
Twitter
Facebook
Instagramなど
Shopify
Makeshop
アスメル
A8.netなど
Salesforce
Evernote
Dropbox
chatworkなど

全てインターネット環境を通じて提供されるものであること、外部のサービスを取り入れている点は共通しています。

厳密に覚えておく必要はありませんが、具体的なサービス名でそれぞれの特長は掴んでおきましょう。

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