「Google砲」って言葉、ご存知でしょうか?
Googleニュースに載る→爆発的にページビューが伸びるという流れを表した言葉です。
「いい記事を書いていたら、そのうち誰かの目に留まって取り上げてもらえる。」と思っていたら大間違い。
もちろん、いい記事であることは大前提なのですが、自分でGoogleニュースに売り込むことができるんです。
あくまで記事の品質が大切とのことでしたが、少しでも可能性を高めておきたいですよね。
先程手続きが完了したので、手順と、準備しておいたら手続きがスムーズになることをまとめておきます。
「Google砲、欲しくありませんか?」
私は欲しいです。
Googleパブリッシャーセンター登録の流れと準備しておくとスムーズになるもの
手続きの流れと概要を書いておきます。
- Googleパブリッシャーセンターへアクセスする。
- サイトや必要事項を登録する。
- 申請する。
- 2~4週間以内にメールで結果が届く。
私は、申請前にハマった部分がありました。
私だけの可能性もあるので、こちらは記事内で説明します。
Googleパブリッシャーセンターの登録に必要だったもの
サイトを運営していれば、それほど詰まる部分はないとは思います。
ダークテーマ用のワイドロゴを用意する必要はあるかもしれません。
必要なもの | 概要 |
---|---|
Googleアカウント | パブリッシャー登録のためにはGoogleアカウントでログインする必要があります。 会社のアカウントを使う場合は、ログインをし直してください。 |
Googleアナリティクスアカウント | トラッキングコードを登録する場所があります。 ユニバーサルアナリティクスであれば、UA-XXXXXX-Xの部分です。 |
登録するサイトの所有権 | Google Search Consoleで確認します。 登録していれば問題ありません。 |
Googleアドセンスアカウント | 支払いを受ける用のアカウント。 Googleアプリで表示された広告の分配がもらえます。 非表示もできるので自社PRにも使える。 |
ロゴ画像 | PNG(推奨)とJPEGが対応。 512×512px(ピクセル)が最低限のサイズ。 推奨は1,000×1,000px。 こちらはロゴ画像なので、屋号やサイト名の明記の必要はなし。 |
ワイドロゴ2種類 | PNG(推奨)とJPEGが対応。 ライトテーマ用(通常)と反転させたダークテーマ用のワイドロゴ。 200pxの幅が必須で、推奨は400px 幅と高さの比率が10:1以下ならOKとのこと。(幅が400pxなら、高さは40px以上) |
配信するジャンル | 配信したいニュースカテゴリを選びます。 一部のカテゴリのみを配信したいなら、カテゴリのURL。 全部配信したいならFeedのURLを指定しましょう。 feedのURLはドメイン/feedです。 |
コトウリは「イベント」関係の記事をメインに配信したいのでカテゴリ設定しました。
Googleパブリッシャーセンターに登録するメリット
簡単にメリットをまとめておきます。
登録費などはかかりません。
- 訪問者が増えることでビジネス上のプラスがある(訪問者数の増加、認知度向上、ブランドイメージ向上など)
- 検索経由ではないアクセスを獲得できる可能性がある
- 広告収入が入る可能性がある
申請が通るかどうか、掲載されるかどうかはやってみなければ分かりませんが、やらない方が損ですよね。
以下は詳しい手順と個人的にハマったことを書いてます。
Googleパブリッシャーセンターに登録する方法
Googleパブリッシャーセンターにアクセスして、パブリケーションを追加をクリック。
登録するのは個人なら全般、コンテンツ、画像、広告の4つのタブ、組織で運営するなら詳細設定を加えて5つのタブを設定します。
確認して公開のボタンは登録が終わったら使います。
全般タブ
基本情報を登録するタブです。
それほど悩む項目はありません。
項目 | 説明 |
---|---|
パブリケーション名 | サイト名または屋号を登録する。 |
説明 | サイトの説明文を書く。 |
カテゴリ | ブログのメインテーマを選択する。 |
メイン言語 | 日本語を選択。 自動翻訳を許可するか、しないかを選択できます。 |
ウェブサイトのプロパティURL | 登録するサイトのURLを入力。 サーチコンソールで所有権の確認をします。 |
場所 | 日本を選択。 運営者の本社が海外なら該当する国を選択。 |
連絡先 | メールアドレスを登録します。 技術上の問題や更新情報を受けとる場合はメアドの認証あり。 |
配信 | 配信する国を指定または除外できます。 |
Googleサービス | すべてのサービスを許可がデフォルトです。 特定のサービスのみにする場合は、Chromecast、Googleアシスタントの動画ニュース、アシスタントでのニューステキストから選択します。 |
トラッキング | GAのプロパティに載っているトラッキングIDを掲載します。 |
コンテンツタブ
どうやって記事を配信するかを選択します。
セクションでは記事の配信方法と、表示アクセス(一般公開するかしないか)を設定します。
セクションの種類 | 説明 |
---|---|
フィード | RSSまたはAtomフィードのURLを入力します。 コトウリだと https://kotouri.com/feed となります。 フィードオプションで記事の生成方法が選べます。 フィードから直接記事を生成 提供元URLをクロールして記事を生成 フィードとクロールから直接記事を生成 |
ウェブの場所 | 配信したい記事のカテゴリがあるなら、ここでURLを記入します。 |
動画 | Youtubeチャンネルまたは再生リストのURLを記入します。 |
パーソナライズドフィードの追加 | ユーザーの興味関心に基づいたフィードが作成されます。 コンテンツがたくさんあるならこちらでもいいかも。 |
フィードで申請した時の設定です。
コンテンツラベル
配信したい記事のカテゴリまたはサイト全体にラベルをつけることができます。
意見、ユーザー生成、風刺、プレスリリース、ブログから選択できます。
書評レビューなどなら意見、雑記やノウハウ系ならブログ、純粋なニュースなのであればカテゴライズしておけばいいでしょう。
必須ではないので、登録しなくても問題ありません。
画像タブ
スクエアロゴとワイドロゴを登録します。
見た方が早いのでキャプチャを貼っておきますね。
サイズは推奨1,000×1,000px、最低でも512×512pxです。
ロゴのサイズを知りたい場合は、ロゴ画像の上で右クリック→プロパティ→詳細タブを見れば分かります。
ギリギリでしたw
ワイドロゴはコンテンツと一緒に表示してくれるロゴ(PNGまたはJPEG)です。
サイズは幅が200px以上、高さとの比率が幅:高さ=10:1以下です。
※ダークテーマの画像が黒くなってますが、文字色が「白」で背景は透明のロゴです。
Googleパブリッシャーセンターが対応していて透明背景が使えるのはPNGだけなので、PNGで用意した方がいいでしょうね。
広告タブ
Googleニュースやアプリで表示された広告を設定します。
Googleアカウントに紐づいたアドセンスが選択できるので、設定しましょう。
Google管理広告
デフォルトは「30」になっています。
コトウリは自分のPRに使うので「0」を記入しました。
アドセンスしか貼っていないのであれば、100を入力しましょう。
詳細設定タブ
記事配信セクションへのアクセスグループを作ることができます。
メンバーのメールアドレスはGoogleアカウントに関連付けられていないといけません。
登録は以上です。
右上にある保存ボタンを押しましょう。
確認して公開タブ
コンテンツを読み取って、記事が生成されていきます。
下記の状態になっていたら、利用規約を確認して申請ができます。
申請前の落とし穴
もしかしたら、「〇個のセクションが空いています」となるかもしれません。
そんな時は右側のプレビューを確認して下さい。
記事が読み込まれていないので、セクションが空いていると判断されてしまいます。
しばらく時間を置いてみると、読み込まれていました!
時間を置いても空になっている場合は、「ウェブの場所」で指定したURLが間違ってる可能性があります。
上手くいかなかったセクションを削除したら申請できました。
まとめ
Googleパブリッシャーセンターの登録方法とメリット、登録する際に用意しておくとスムーズになるものを解説してきました。
引っかかるのはダークテーマのロゴ、広告割合の設定くらいでしょうか。
「〇個のセクションが空です」にはかなり「むー」となったので、お役に立てれば幸いです。
また、2~4週間後に結果がどうなったかご報告します。