こんにちは。コトウリの片岡です。名刺にQRコード載せてますか?
私は載せてます。なぜなら、名刺にQRコードを載せると問い合わせがくるからです。
19か月の間に配った名刺の数とホームページに来てくれた数字を元に、記事を書いてます。名刺のデザインに悩んでいる人や、かけだしのクリエイター、起業したての人、副業をはじめようと思っている人には参考になると思います。
QRコードからホームページにきてくれた数
856人と名刺交換して、151人が来てくれました。
パーセントで表したら17.64%、5.6人に1人がQRコードからホームページに来てくれました。
名刺を配る先を選んでいるわけではありません。これだけの人が見てくれているのはすごく嬉しかったです。ありがとうございます。
どうやって計算したのか
まずは母数になった「856」という数字から説明します。
名刺の管理にはeightっていうアプリを使ってます。Sansanさんが提供しているアプリで、無料で使えます。月額料金を払えば、名刺のデータを入力してくれたり、データベース化もできる優れものです。
名刺交換したらお相手の名刺を写真で撮って登録していきます。撮影が終わった名刺はもちろん保管しているのですが、外出中や交流会で「あの人だれだっけ…?」となった時にこっそり調べられるので重宝しています。
2022年の2月から利用し始めて、2023年の9月末で856件。
これが基準になってます。
19か月で856枚なので、1か月あたり45枚換算。今年の5月からメビックのコーディネーター業務をさせてもらってるので、より活動的になりました。人と会うっていいもんですね。
なぜ名刺からホームページに来たと分かるのか
名刺に掲載しているURLを特別なページにしているからです。特別なページのURLが閲覧された回数=QRコードが読み込まれた回数となるわけです。
これが分子になった「151」の根拠ですね。
2022年の2月~2023年9月末までの該当URLの累計閲覧回数が151回。
本当?と思うかもしれませんが、本当です。このページはトップページやフッターなどのリンクには掲載しておらず、名刺からしかいけないページにしています。すべてのページを参照したら見つかるかもしれませんが、通常の検索ではたどり着けないようになってます。
完璧なんてめざさなくていいと思う。ざっくりでいいのです。
パラメータをつければどのページでも特定は可能
特別なページにしなくても、ひと工夫すれば特定は可能です。計測したいURL?utm_medium=qrとつければ、流入元が「qr」となっているものと、それ以外のもので切り分けできます。
チラシの効果測定などに使えます。
- 計測したいURL?utm_medium=qr&utm_campaign=chirashia
- 計測したいURL?utm_medium=qr&utm_campaign=chirashib
上記の例だと、それぞれ「chirashia」から来た人と「chirashib」から来た人がそれぞれ計測できます。どっちのチラシのQRコードが読み込まれたか?を比較ができます。
パラメータのデメリットは通常のURLよりも長くなるところです。お願いしても、まず打ち込んでもらえません。ですが、QRコードだったらサイズは一緒です。どんどん使いましょう。
QRコードにパラメータをつけると画像が細かくなる
ただし、QRコードは文字列が長くなると画像が細かくなります。左から20文字、29文字、83文字です。
パラメータをつけると細かいですよね。そして、QRコードには大事な場所があります。
左上、右上、左下の3か所(ファインダパターン)と、右下にある模様です。
サイズの関係でQRコードを小さくし過ぎると、大事な部分がつぶれてしまって読めなくなる可能性があります。
必ず出力して読み込みできるか試してくださいね。
どういった名刺なのか?
名刺はこんな感じです。裏にQRコードを載せてます。
モザイクしているのでQRコードは読めません。
赤字で囲んでいる部分は、QRコードを読み込んでみたくなる「しかけ」です。
現在名刺をリニューアル中です。構成は変えますが、しかけは継続しようと思ってます。
QRコードを名刺に載せる方法
「QRコード 作成」などで調べると簡単につくれるサービスが見つかります。計測したいページのURLをコピーして、貼り付ければQRコードは作れます。パラメーター付きのURLなら長ーいURLで作りましょう。
パラメータなしでいいなら、Googleクロームの拡張機能(アドオン)でも作れます。
こんな感じでQRコードを表示、QRコード部分をキャプチャ(切り取って)使います。特定のページのQRコードをGoogleフォトなどに入れておくと、誰かに読み取ってもらう時に便利ですよ。
名刺を作ってもらうなら、デザイナーさんに「このURLをQRで入れてほしい」とお願いすれば対応してもらえると思います。
ホームページのアドレスを載せてればいいんじゃない?
私のようなホームページ屋ならば、URLを打ち込むのも苦ではない(というか私は必ず見る)のです。でも、一般的にアドレスバーに打ち込まないですよね。
「コトウリ」などの固有名詞で検索(指名検索といいます)してもらえるかも?と思うかもしれません。しかし、わざわざ検索しますか?ホームページを見てもらえるのは、とても珍しいケースだとわかるはずです。
「面倒だなー」と思ったら、まず後回しになります。そして、記憶のかなたに追いやられて忘れられます。
覚えてもらおうと思ったら、接触回数を増やすか、強い印象を持ってもらうしかありません。興味を持ってもらうためのしかけと、ハードルを下げるしくみ(QRコード)の両方が必要です。
QRコードを読んでくれる人は興味を持ってくれた人
- アプリを立ち上げて
- QRコードを読み込む
わざわざ面倒なことをしてくださるのは、何かが気になったからです。片岡に興味を持ってくれてありがとうございます。
もしこの記事を読んでくれた人がいたら、「QRコードを読んだ甲斐があったか」教えてください。
参考になったなら何よりですし、がっかりさせてしまったなら改めます。
一番手をかけているページです。以前名刺交換させてもらった方も、時間が空いてるならば、ぜひご覧になってみてください。きっと以前とはつくりが変わってるかと思います。
まとめ:名刺にQRコードは載せたほうがいい
名刺は「はじめまして」の時に役立つツールです。
名刺の専門家である福田さんの言葉を紹介します。
名刺は”命使” 名刺はあなたが何に”命”を”使”っているかわかるツールです。
名刺の専門家、福田剛大さんのことば
私はホームページに命を使っています。ホームページに来てもらえるようにQRコードを使っていこうと思います。
ぜひあなたも名刺にQRコードを載せて、お客さんとの関係を深めてください。
また、名刺代わりのホームページなんて言葉がありますが、あなたはどう思いますか?
ぜひこちらもご覧ください。