10月に読んだ本

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今月は3冊。10/27に中小企業診断士試験があったため、ちょっとした合間に読むのが中心でした。今後のキャリアプランや働きたい領域についての本です。

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目次

いたいコンサルすごいコンサル

診断士の資格を取得すると、コンサルとしての活動も多くなるだろうと思って購入。いたいコンサルにならないための心構えを学べました。10の質問はドキッとする内容が含まれているので、もくじだけでも読んでみたほうがいいかもしれません。

お話は戦略コンサルの話でしたが、WebマーケティングやSEO対策においても通じる部分が多く、マーケターにとっても楽しく読める本だと思います。

データサイエンティスト入門

帯が面白いですよね。「AI時代の最もセクシーな職業」らしいです。入門的な内容なのでマクロな話が載ってます。

データサイエンスにはかねてから興味があって、データ分析を強化したいなーと思って購入。DS検定として資格制度も用意されているので、効率よく学習していく予定です。

ITパスポート、G検定、データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)の3つを取ると、DX推進パスポートというものが取れます。各試験を受けるための費用はかかりますが、DX推進パスポートの認定は無料。デジタルバッジが届くそうです。

今後も活躍するためには、テクノロジーを使いこなせるかどうかだと思っています。そのためのリテラシー(読み書き能力)はつけておいて損はないのではないでしょうか。

地域プラットフォームによる観光まちづくり

まちをひとつの組織とみなして、どのようにすればファンを生み出せるか?について書かれた本です。2013年の本でしたが、超面白かったです。中小企業診断士の試験が終わってから読んだのですが、終わる前に読んでおけよと思いました。事例2の対策にぴったりな本です。

現状把握、ターゲットの掘り下げ、観光資源の見直し、価値の再定義、リピーターの作り方、LTVの最大化などが「観光」や「まちづくり」の文脈で学べます。自治体の観光課や観光協会の職員は必ず読んだほうがいいと思えるくらいの良書です。

「1回だけ来てくれる1,000人と10回来てくれる100人」「2回目来るかどうかわからない日帰り客と週末ごとに訪れる何組かのリピーター」「平均消費額1,000円の日帰り客1,000人と移住者1人」といったふうに、考え方や発想を広げながら地域の実情にあった判断が求められる。

P78 地域に求められる新たな発想

こういった発想は、どういったビジネスにとっても使える考え方ではないでしょうか。

自治体の協創ピッチや企業とのマッチングイベントなどに足を運ぶと、「うちの地域にサテライトオフィスを!」「うちの地域に移住しませんか?」といった呼びかけがあります。しかし、なぜうちの地域がいいのか?についての理由がめっちゃ弱い。「自然が豊か」「食事がおいしい」などの主観的な理由は誘因になりにくい。

人の交流を起こす場をつくっている、イノベーションを誘発するしかけをしている、地域に不足している産業であるため市場開拓が見込めるなど、支店を出すと面白そう、将来的に収益が見込めそうと思ってもらえるようなコトづくりが必要だと思います。

あとがき

10月は神山まるごと高専を視察したり、徳島の阿波踊り会館で阿波踊り体験を楽しみました。本を読むのもいいですが、現地に行くと学びが大きいですね。

神山まるごと高専

コアになるコンテンツ(体験)を磨き上げて、まち全体を設計する。その上でWebマーケティングや広報の技術を使えば地域に人を呼び込む助けになるのではないかと感じました。地域の中で連携が取れていると観光客にとっての体験価値が高まりますし、連携が取れていないと悪い印象が残ってしまいます。全体戦略とリーダーシップが大切ですね。

toC向けの2つのコンテンツは継続中です。Webマーケティング関連のサービスはコンテンツ作成、趣味に特化したものはコンセプトとキャッチコピーを考えています。

試験が終われば時間が作れるはずって思ってましたが、あまり時間がないw年内に段取りしておきたいですね。またご報告します。

読んでいただいてありがとうございました。

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