11月に読んだ本

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今月は2冊。ピッチの参加やプレゼン・ワークショップの作成をしたり、休日は山歩きなどをしてました。余暇時間は増えているはずなのに、読書には向かなかったのはなんでだろう。せっかくなので、ピッチの動画を収録して公開しています。よかったらご覧ください。

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目次

アダム・スミス「道徳感情論」と「国富論」の世界

某テレビ番組の影響で購入した本です。アダム・スミス(1723~1790年)は18世紀の大学教授です。「見えざる手」の生みの親としても有名で、道徳感情論と国富論を著した方です。本書は著作を解説してくれるお得な本です。

最も心に残ったのは「真の幸福は心が平静であることだ」というフレーズです。

心の平静を得るには、最低水準の収入で、健康で、借金がなく、良心にやましいところがない生活を送る必要があるとしました。やりがいのある仕事でそこそこの稼ぎがあって、身体は健康、心配事や後ろ暗いことがなければ幸せだというのは、激しく同意でした。人間は300年前経っても大して変わってないのかもしれません。

当時のイギリスは産業革命(1760-1840年)の真っただ中で、貧富の差が大きく拡大した時代です。格差社会という点では現代と通じる部分はあります。他にも「歓喜と悲哀の関係」や「競争が生まれる理由」、「理屈と現実」など示唆に富む内容が書かれています。読みやすい本ですよ。

超★ドンブリ経営のすすめ

超★良書です。「お金のブロックパズル」などのセミナーで存在は知っていたので購入。

ものすごくわかりやすいです。お金の流れもつかめますし、残したい(あるいは使いたい)金額から目標売上を算出する方法なども解説してくれています。特に印象に残ったフレーズはこちら。

実はほとんどの経営者にとっては、「どんな対策を打つか」を考える以前に、「今すぐ行動しよう」と覚悟を決めるだけの「理由」のほうが重要なのです。

超★ドンブリ経営のすすめ P157より

ご経験に裏打ちされた言葉だなーと思います。中小企業の経営者は行動力がすごいので、やってないのは「その気」になってないだけなんですよね。外部の働きかけで「その気」にさせるのがとっても難しい。そのために必要なのは危機感。危機感を持ってもらうには、目標と現実のギャップを数値化させることだとしています。

おまけ:プレゼン動画

11月はプレゼンを2つ(①問合せが増えるWebマーケティングの3ステップ、②中小企業の生産性を高めませんか?)、ワークショップを1つ(目標の立て方)作成。①はJISTA関西支部の定例会でお話させていただきました。14分程度の内容なので、よかったらご覧ください。

JISTAの人向けに作っているので、内容は簡略化しています。端折った内容を詳しく解説したバージョンも作れますので、研修などに使いたい方はお声がけください。

また、食に特化したWebメディアを立ち上げました。Webメディアのコンセプトは「自分がリピートしているお店やお取り寄せ品の紹介」です。現在中身を作り込んでいて、年内には公開予定です。公開したらブログでご報告しますね。

あとがき

大文字と比叡山に登りました。距離は大したことないのに、体幹が筋肉痛になります。からだの内部がおもーい感じ。普段使ってない筋肉を使っているのでしょうね。

大文字山頂からの眺め

「大」の文字を焼いている場所からの眺めです。景色は最高だったけど、スニーカーだったので下りが怖かったです。この後、登山靴を買いましたw

比叡山山頂

比叡山は小雨が降る中だったものの、登山靴だったので余裕でした。スニーカーだったらケガしてたかも。山頂に来たのに何も見えなかったのは残念でしたが、けっこう楽しいですね。

12月はみえ松坂マラソン(フルマラソン)に挑戦。練習不足です。5時間を切りたいと思っていましたが、完走を目標にします。

読んでいただいてありがとうございました。

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