小規模持続化補助金とは、中小企業や小規模事業者が申請できる補助金です。
- 宣伝や販促はしたいけど、見積りを取ったら高くて諦めた方
- 新しいことはしたいけど、失敗したら怖いと思って踏み出せない方
- 通販や宅配など具体的なアイデアはあるけど、何から始めればいいか分からない方
中小企業庁が所管、商工会や商工会議所が窓口になっており、あなたの新しいチャレンジを応援してくれます。
小規模持続化補助金<一般型>の概要
一般型の補助額は上限50万、補助率が2/3で、2020年からは通年申請できるようになりました。
受付締切日の前の10か月以内に、先行する受付締切回で採択・交付決定を受けて、補助事業を実施した(している)者でないことという制限があるので、2年に1度のペースなら利用できますね。
※過去3年間に補助事業を実施した場合は、全国向け持続化補助金の補助事業に係る「(様式第8)補助事業実績報告書」の写しを申請時に提出する必要があります。
2019年までは単年で予算が組まれていましたが、2020年から3年分を一気に組んでいるため通年申請ができるようになっています。
また、本年度は従来の一般型に加えて「新型コロナウイルス特別対応型」も用意されています。
期限が迫っていますが、間に合うならばコロナ型で申請した方が金額も補助率も高いため、コロナ型で申請した方が有利になります。
小規模持続化補助金を申請するメリット
申請すると金銭的なメリット、経営的なメリットが得られます。
金銭的なメリット
申請して採択されれば、持ち出しを抑えることができます。
最大50万円、補助率が2/3なので、75万円の投資があなたの負担は25万円で実施することができます。
※経費が100万円かかったとしても補助金は50万円です。
採択されなかったら時間がムダになるよな
と思いますよね?
2019年度の小規模持続化補助金<一般型>は、応募者の90%超が採択されています。
2020年度の採択率は72.75%(申請27,198件に対して採択者は19,786件)
コロナ特別型でも80%超、申請したら採択される人の方が多数派です。
また、力及ばず採択されなかったとしても、あなたの時間はムダにはなりません。
経営的なメリット
日々の業務に心血を注いでいるせいで休む暇がなかったり、定休日があってもベットでぐったりしてしまうのではないでしょうか。
新しいことをしたいけど考える時間がない
と思っていませんか?
商工会や商工会議所の職員が指導員として無料で相談に乗ってくれます。
- あなたの長所や短所を客観的に分析して、改善策を一緒に考えてくれる。
- あなたの頭の中にある抽象的な概念を具体化するための課題を洗い出してくれる。
- あなたしか分かっていなかった展望を従業員にもお客さんにも誰にでも分かるような経営計画書にしてくれる。
コンサルに頼んだら、相談するだけで補助額を超えてしまいそうですね。
先程、「採択されなくてもあなたの時間はムダになりません。」と書いたのを覚えているでしょうか。
無料であなたの頭の中をクリアにしてくれますし、資金調達という口実もできるので時間を確保しやすいじゃないですか。
金銭的なメリット:採択されれば、持ち出しを抑えることができる。
経営的なメリット:無料で相談ができて、あなたの考えが整理できる。
真剣に取り組まない方にとってはデメリットしかありませんが、真剣に取り組むならばメリットしかありません。
申請する場合は、経営計画書を書くのがハードルになります。
商工会地区の窓口