さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 (日本語)

ストレングスファインダーサムネイル

楽しいことをしていると時間はあっという間に経ちますし、嫌なことや苦手なことをしていると時間が長く感じます。
現在あなたがしている仕事は短く感じますか?長く感じますか?
うんざりするほど長く感じるのであれば、現在やっている業務があなたにとって向いていないのかもしれません

そんなあなたにぜひ手に取って欲しいのが本書、ストレングス・ファインダーです。

目次

ストレングス・ファインダーはどんな本?

あなたの資質が明らかになる本です。
本に一意のシリアルコードが付いていて、180問のウェブテストを受けることができます。
こっちのウェブテストが本体です。

200万人にインタビューして判明した34の資質の内、上位の5つがあなたの特徴として表示されます。
出てきた結果を元に、どういった職種や仕事が向いているのかなども教えてくれます。

資質が分かればストレスの原因が分かる

資質=向いていることなので、苦手なこと(ストレスの原因)も分かります。

あなたの資質と現在の業務を見比べてより役に立てる部署への異動を願い出たり、就職や転職のきっかけにすることもできるでしょう。
おいそれと動けない場合でも、ストレスの原因が特定できるので、折り合いをつけて割り切ることもできるのではないでしょうか。

もし、あなたの資質と現在の業務が一致していたら最高ですね。

インターネット環境が必要

ウェブテストを受けるためには、ストレングスファインダーに書かれてあるシリアルコードPCまたはスマートフォンが必要です。

テスト結果はテストしたサイトに保存されるので、ウェブテストをするGALLUPにアクセスしてサインイン(ログイン)すれば、後日になっても自分の資質を振り返ることもできます。

私が購入したのは2001年ですが、今でも確認することができます。

要約画面

ストレングスファインダー要約画面

要約画面には資質トップ5が一覧で閲覧できます。

私の資質は、戦略性、学習欲、ポジティブ、達成欲、原点思考といった資質になっています。
トップ5の資質は「自分の長所」と強く感じることができる部分です。

レポート画面

ストレングスファインダーレポート画面

レポート画面に移動すると、資質レポート(詳細)とストレングス・インサイトガイド(資質が持つ強みの説明)を見ることができます。レポートがPDFでダウンロードもできるのも嬉しいですね。

資質のレポートは当たってる?

友人がどう感じるかは分かりませんが、自己評価だと概ね合ってると思います。
後から振り返ってみると、資質で挙げられた内容に沿わない業務をしている時に強いストレスを感じていることが分かります。

業務自体がつまらないのではなく、私にとって合わなかったのです。

あなたの適職はあなたしか分からない

あなたにとって合う仕事、合わない仕事、普段の生活の中でストレスを感じること、ストレスを感じないことはあなた特有のものです。
資質が全てとは言いませんが、大きな影響を受けているのは間違いありません

価格は1,980円。

自分を見直すいい機会にもなります。
ぜひ読んでみてください。

シリアルコードは1つにつき1回しかテストを受けることができません。
本についているシリアルコードが本体みたいな部分があります。
必ず新刊をお求めください

追加料金を払って34の資質を全部確認してみました

34の資質を分析

上位5つしか見れなかった部分が解除されてすべて閲覧できるようになりました。
6~10位の資質については「たまに出てくるな」という感じ、11位~29位くらいはそれほど思い当たるフシがありません。

「解除するのに4,680円かかったのに意味なし?」と思ったものの、ランキングをすべて読んでみると価値はあると思いました。

30位~34位の資質が確認できるのが大きい

最初の段階で上位の5つが自分の長所が強く出ている「強み」なら、下位の5つは自分の短所が強く出ている「弱点」と言えるでしょう。
過去に失敗したことを思い出してみると、下位の5つのどれかにしっかり当てはまってましたw

自分の強みは同僚や友人に褒められたり、取引先へアピールするために自覚することも多々ありますが、自分の短所や弱点を指摘してもらったり、自覚できる機会はそうそうありません。

叱ってくれる上司やメンター、コーチなどがいれば話は別ですが、いいおっさんに絡んでくれるもの好きは家族くらいです。

感情をぶつけ合うのではなく、客観的かつ明確に言語化してもらえるのはありがたいと思いました。
資質なので改善したり矯正したりするのは難しいかもしれませんが、自覚ができれば意識することができますし、意識することができれば管理することができるようになります。

自分の強みを自覚すると同時に「転ばぬ先の杖」として弱点も把握してみるのはいかがでしょうか。

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