11月コラム

11月に読んだ本は5冊。コンサル系の書籍が中心です。11月は能登地方に行く機会があったので、そちらのレポも書きますね。

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11月に読んだ本

企業参謀

マッキンゼーの大前研一さんが書いた本です。めちゃくちゃ有名な書籍ですが読んだことがなかったので購入。いかにして数字を出すのか、どのようにして成果を生み出すのかについて書かれています。発売年度は古いものの、内容は古いわけではありません。大事なことはあまり変わらないのかもしれませんね。

市場の需要という大きな流れを見極めた上で、自社のサービスや事業を置いていく必要があるのだなーと当たり前だけとなかなかできないことを再確認させてくれます。

グラフをつくる前に読む本

比較、推移など何を見たい（見せたい）かによって選択するグラフは変わるんだよーという本です。プレゼンなどでグラフを使うことが多いので、きちんとできているかの確認になりました。歴史に詳しくなる必要はないと思うのですが、雑学として取り入れる程度でいいと思います。

地域一番コンサルタントになる方法

元銀行員の中小企業診断士が書いた本です。大手と競争しない、地域密着だからこそできるサービス展開をするというのは、「組み合わせで勝負する」という自分の考えにも共通する部分がありました。財務を得意分野にしないといけないなーと思いました。

10年後、君に仕事はあるのか？

リクルートに勤めた後、学校の校長先生をしている教育の専門家です。別の書籍で藤原さんが提唱している「100万分の1理論」というものがあって、興味があったので購入しました。子どもたちに向けて書かれているため、非常にわかりやすいです。専門性の組み合わせで珍しい人間になる、時給を考える、たくさんのコミュニティに参加するといったことは実践しており共感できる内容でした。

専門性を高めるには1万時間、約5年打ち込む必要があるとおっしゃっておられます。コンサルとして動くにも中長期で考える必要がありそうですね。

自分の力で肉を獲る

石川県立図書館で読みました。最初のほうはカラー写真で解体の手順なども紹介しています。著者は家族の肉を確保するために狩りをしているそうな。ジビエ料理店とかに卸していたこともあったそうですが、やめてしまったそうです。安定供給ができないですし、頑張ろうと思っても自然が相手ですもんね。

クマにあったらどうするか

金沢駅のふらっと寄った書店で面白そうだったので購入。面白かったですよ。子どものころから狩人をしていて、クマ撃ちの姉崎等さんを語り手としてクマ対策についてのエッセイです。話し言葉だから読みやすいですし、経験に基づいた話なので説得力があります。ゴールデンカムイという漫画を読んだことがある方は「この人が二瓶のモデルじゃね？」と思ってしまうのではないでしょうか。愛犬はリュウだし。

クマ鍋を食べてきました

ジビエ関係の本を読んだり、クマ報道を見ていると「熊を食べてみたい！」となりました。ジビエ料理を食べさせてくれる本町のお店へ。

京都のツキノワグマのメスのお肉です。皮と肉の間に入っている脂肪がすごいですよね。

食べてみるとけもの臭さはなく、上品なお出汁でおいしくいただけました。捕食者気分になれますし、経験としては素晴らしいものでした。ただ、けっこうなお値段だったので、同じ費用を払うならこれからはボタン鍋かすき焼きを食べると思います。

能登地方に行ってきました

大阪府中小企業家同友会（経営者団体の集まり）のイベントで和倉温泉の多田屋6代目に登壇いただくため、現地へ伺いました。

和倉温泉

和倉温泉は恐竜の下あごあたりにある場所です。能登半島地震では大きな被害を受けた場所です。

余震の影響で道路はデコボコになっています。

壁にクラックの入った旅館もあり、組合に加盟している20の旅館の中で稼働中は8旅館のみとのこと。

多田屋さんの中に入ってみると、解体前の旅館内を案内していただきました。

ツアーの最初は男子トイレからでした。段になっているのがわかるでしょうか。

壁がズレています。

天井が崩落したり、水道管が破裂して水浸しになってしまったりしているそうです。2028年3月に向けて解体とリニューアルに奮闘しているとのことでした。

まずは護岸工事が終わらないと、海に面した旅館の工事に進めないそうです。「自治体はよくやってくれている」とおっしゃっておられました。

痛ましい部分もありますが、集まる場所を作ったり、「こんな状態だからこそ和倉の力になりたい」と戻ってきている方もおられました。人の思いが起点になって、大きなうねりになっていくのを感じました。

金沢

和倉温泉からトンボ帰りをするのももったいないということで、取引先のいる金沢にも伺いました。

駅前にある水時計。

水でドットを表現しているので「ようこそ金沢へ」という文字も作れます。かわいいですね。

金沢城から兼六園へ移動して雪つりを拝見。兼六園はすばらしい場所ですね。こちらは海外の方が7、8割。

21世紀美術館も立ち寄りました。無料エリアがすごく充実していて、地元の方がいっぱいでした。

「文字の可能性」という企画展。テープで作った作品です。近寄ってみると…

There is no border here（ここに国境はない）と書かれてあります。こういうの好き。

石川県立図書館も視察しました。すばらしい図書館でした。新しい本に出会えるコーナーが作られていますし、近くにソファーがたくさんあります。すごく贅沢な空間ですね。なお、土日はめちゃくちゃ混むらしいです。

もちろん、食べ物も堪能してきたのですが、食べ物関係の紹介は今日もごちそうさまで紹介しようと思います。

KNSで登壇しました

関西ネットワークシステム（KNS：通称必ず飲んで騒ぐ会）のプレゼン大会で「リスキリング」についてお話してきました。詳細は下記からご確認ください。

メディアの運営も続いています

テーマは「食」です。毎週日曜にお店を追加、更新は随時です。「旅行」というカテゴリを追加して、出張で食べたものや買ったものを紹介しようと思います。よかったらご覧ください。

読んでいただいてありがとうございました。