CPCとはCost Per Click(コストパークリック)の略です。
広告を見た人がWeb広告を見て1クリックするのに何円かかったのかを測る費用の指標です。
コトウリの解説
インターネット広告は、クリックされたら〇円、または△回表示されたら×円といった具合に、①クリックされることで課金されるタイプと、②表示回数に応じて課金されるタイプがあります。
タイプが異なってもCPCは1クリックされるのにかかったコストであるため、計算方法が変わります。
①クリックされることで課金されるタイプ
あらかじめ設定した単価が1クリックあたりの単価になります。
広告単価はどうやって決まる?
検索キーワードに広告を出したい広告主がオークション形式で単価を決めています。
1クリックあたりの単価はキーワードの人気によって変動します。
イメージがしやすいようにキーワードあたりの単価を調べてみました。
金融系キーワードは1クリックあたり最低でも258円(クレジットカード)であるのに対して、洋菓子や和菓子だと最低5円となっていますね。
販売する商品やサービスの金額が高ければ高いほど人気のキーワードになる傾向があります。
また、「外壁」が86円~399円なのに対して、「外壁 塗装」が178円~693円、洋菓子が5~16円、ケーキが32~91円と単価が変わっていますね。
キーワードが具体的(行動につながる)になればなるほど、1クリックあたりの単価も高くなる傾向があります。
キーワードが抽象的(情報を集めているなど)であったり、販売する商品やサービスの金額が安ければ1クリックあたりの単価は安くなります。
②表示回数に応じて課金されるタイプ
便宜上△回としましたが、表示回数は1,000回につき〇円と単価が決まっています。
広告が1,000回あたり表示された際の単価であるため、Cost Per Mille(コストパーマイル)と呼ばれます。
表示回数に応じて課金されるタイプを使った場合のCPCはCPM÷クリックされた回数で計算されます。
CPCまとめ
- CPCは1クリックあたりの単価。
- CPCの単価は広告を出すタイプによって計算方法が変わる。
- 広告はキーワードを設定、キーワードによって単価は変わる。
- キーワード単価は人気があればあるほど、具体的になればなるほど高くなる。
C〇〇といった略語は「コスト」や「クリック」あたりが縮まったことが多いです。
知らない単語が出てきてもこれってこういうことかな?と行間を埋めながら話を聞くと意味が分かることが多いですよ。