Webマーケティング関係の本と担当させてもらってるお客さんに関連する本を読んでます。
今月読んだ本は5冊。主に積読を処理していった感じです。
本ページはプロモーションが含まれています。
ガッチリ成果を出すWeb担当者の教科書
「直帰率」という言葉を作った石井研二さんの著書です。
2014年の本ですが、現在でも十分使える理論理屈がギュっと詰まった本です。
10年経った今でも十分使える内容ですし、読者限定テンプレートがダウンロードできるのは素晴らしい。
「明日からWeb担当ね」と言われたら、会社に買ってもらいましょう。
石井さんの著書には「ウェブ立地論」という2022年に出版された著書もあります。こちらは2月に読もうかな。
古いのが嫌だーって方はこちらをどうぞ。
恐れながら社長マーケティングの本当の話をします
マス・Webを統合する広告キャンペーンに携わって小霜和也さんの著書。元博報堂のコピーライター、クリエイティブディレクターです。
マーケターがいかに横断的な知見が必要なのかがわかる一冊でした。口語体で書かれた文章で読みやすく、具体的な事例を紹介してくださっています。
同じ業界で働いていればお目にかかる機会もあるかなーと思っていたら、2021年に故人になられたそうです。ショック。他の著書も積読にしているので、読んでいこうと思っています。
サクっとわかるビジネス教養行動経済学
ほどよくいい加減な人間の行動原理がわかる本。
行動経済学は販促やコピーライティングを体系的に学ぶベースになります。
まとめて買ったジャンルの中から最初に選んだ一冊です。
「わかっているけどできない」理由を言語化してくれます。
そして、ついついやってしまう心理を利用して販売促進に活かす手法も紹介してます。
コピーライティングなどのテクニックにも呼称があったんだ!と感じました。
新版リスティング広告-成功の法則-
リスティング広告を依頼されたので、復習がてら読みました。
アカウント、キャンペーン、グループなどの構造や広告グループと広告文の関係などがまとまっている本です。
最新情報はGoogle Skillshopなどで学ぶのがいいかもしれませんね。
Q&A SDGs経営
帯に書いてある通り、なぜSDGsを進める必要があるか?、どう実行するか?が書かれている本です。
SDGs経営・あるいはSDGs関連の商品を開発・販売をするのであれば、読みましょう。
最低限、関係するスタッフは全員読んだほうがいいです。
なぜなら、読んでる人と読んでない人だと、前提知識が異なってしまって、話が通じないからです。
SDGs経営をするなら、全従業員に配るのがよいかもしれません。
本をネタにコラムを書く理由
「なぜ、〇〇をするのか?」という理由が言語化できていると、内的な動機付けになります。
私が本をネタにコラムを書く理由は下記のとおりです。
- 学習効率を上げるため
- 発信頻度を上げるため
- 自分へのプレッシャーをかけるため
順番に解説しておきます。
学習効率を上げるため
本は読んだ直後から内容を忘れていきます。
理由は短期記憶のままで終わるからです。せっかく読んだのにもったいないですよね。
では、長期記憶にしようと思ったら何をすればいいのか?
「誰かに説明する」または「何回も繰り返す」です。
仕事で必要な知識だと、お客さんに向けて説明するから、強制的に反芻します。
自分なりに書籍をかみ砕いて使えるようにするので、頭に定着します。
でも、自主的な勉強だと、使わないからどんどん忘れてしまう。
だから、読み終わったら書籍の写真を撮って、書評を書くようにしました。
そして、月の終わりに再度まとめる復習の機会を設けたというわけです。
発信頻度を上げるため
SEOの観点でいうなら、攻略キーワードを設定してコンスタントに書くのが最善です。
しかし、ブログ作成は中長期的な投資です。
将来価値を軽んじて目先の利益を優先してしまうため、時間がない場合は後回しになりがち…。
では、普段の行動をコンテンツにするのがいいのではないか、と考えたわけです。
普段から書籍は読んでいますから、これをまとめるのであれば、それほど時間はかからないはず。
とは言っても、読み応えなどのクオリティは担保したい。
だから、書籍単位ではなく、月単位でまとめるようにしました。
自分へのプレッシャーをかけるため
私は理由がひとつだと行動しない人間です。だから、複数の動機をつくりました。
- 継続的に本を読む(よい習慣を身に着ける)
- 効率よく身に着ける(どうせやるなら)
- コンテンツとして発信する(せっかくだし)
お互いが絡み合っているため、「仕方ないなー」と行動につながります。
()内の感情を使ってあげると、億劫な自分のやる気スイッチがオンになります。
自分ですら行動や習慣を変えるのは大変です。
それが、お客さんや生活者に行動の変化を促すとなると、もっと大変ですよね。
だから、ベースになる理論理屈が大事だと思います。