最近の私のマイブームは「博物館めぐり」です。
博物館の周辺にある「美味しそうなお店」でお昼を食べて、午後からの時間を博物館でゆっくり過ごすという休日を過ごしています。
博物館や美術館って、出口付近に「こんな催しをしています」というコーナーがあるんですね。
そんなチラシコーナーの中で、異彩を放つチラシがありました。
異彩を放つチラシ
亡くなったの?と思うようなリーフレットです。
勝手に作ったら、怒られること必至だけど、自分でプロデュースしているのでアリなんでしょうね。
気になっていたので「次の休みに足を運んでみよう」と思ったわけです。
開催場所はアサヒビール大山崎山荘美術館
最寄り駅はJR京都線の「山崎駅」または阪急京都線の「大山崎駅」です。
美術館までは徒歩10分。
それほど離れていませんが、大山崎山荘美術館は「山荘」と入っている通り山登りをしないといけません。
それぞれ駅から送迎バスも出ているので、利用することをおすすめします。
美術館の入口はこんな感じ。
中に入っても非常に素敵な空間です。
結構並んでました(50人くらい)。
美術館内部はそれほど広いわけではない&コロナ対策もあって入場制限がかかっており、中の人数が一定になるように調整してくれていました。
小一時間ほど並んで、ようやく入場順が回ってきました。
入場料金は大人900円、高大生500円、中学生以下300円です。
老若男女問わず来られてました。
お若い方はおしゃれな方が多かったですね。
マイ遺品展の内容
美術館内部での撮影は一部を除きNGです。
OKのエリアで撮影したものはあるのですが、まだ開催期間が残っているので、アップは差し控えます。
こちらは販促チラシの裏側です。
ここで書かれている通り、展示物はみうらじゅんさんが描いたもの、書いたもの、録った物もの、貼ったもの、作ったもの、まとめたもの、集めたものなどで、解説もあるのですが、とてもシンプルなので「正直なんじゃこりゃ?」状態です。
みうらじゅんさんに詳しくない私は、「なんでこんなものを集めたんだろうか?」と疑問でしたし、展示品をすべて見た後も「特定のジャンルを集めることができれば仕事になるんだなー」といった認識でした。
このまま帰らなくてよかったなーと思います。
作品展に行った方が数倍楽しむ方法
美術館のフロントでは、みうらじゅんさんの書籍やグッズなどが置かれています。
私が買って帰ったのは下記の「ない仕事」の作り方と、大山崎山荘美術館限定のプレッツェル。
「ない仕事」の作り方 (文春文庫)この本は個人事業主やフリーランスこそ読むべき本だと思います。
これまで世の中に「なかった仕事」を企画、営業、接待もすべて自分でやる「一人電通」を実践してきたみうらじゅんさんのエッセンスが詰まっている本だからです。
また「マイ遺品展」の展示物がなぜああいったラインナップになったのか一気に理解できましたし、本を読んでからだとそれぞれの展示物に思いを馳せると、味わいがあるんだから不思議ですw
予備知識なしの状態から、この本を読むと考えが180度変わります。
ぜひ読んでみてください。
こちらがもう一つのお土産。ビール酵母を使ったプレッツェルです。
岩塩の塩気と酵母のほのかな甘みがあって、個人的にはとっても好きな味でした。
ビール樽をモチーフにしたスチール缶は大きいのに中身は1/3(120g)くらいなので、ちょっと物足りないかもしれません。(中身だけ売ってないかしら…。)
開催は3/6まで。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
美術館データ
アサヒビール大山崎山荘美術館
京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
TEL:075-957-3123