先日WordPressのテーマをアフィンガー5(WING)からSWELLに乗り換えました。
トップページの修正が完了したので、乗り換えた理由をご報告します。
結論から言うと、「乗り換えてよかった」です。SWELLは超おすすめのテーマなので、迷っている方がいれば使ってみてはいかがでしょう。
なぜアフィンガーからSWELLに乗り換えたのか
乗り換えた理由は3つあります。
- LPテンプレートが物足りない
- デザインの自由度が低い
- クラシックエディターへの不安
LPテンプレートが物足りない
セールスプロセスを自動化するなら、LPは超重要です。
アフィンガーのテンプレートには1カラム、2カラム、LPテンプレートの3種類のテンプレートがあります。
1カラムとLPテンプレートの違いは、「ヘッダーの有無」でその他は全て同じ仕様です。
コンテンツ幅が決まっているため、PCで閲覧すると無駄な余白が生まれてしまいます。
スマホで見たらそれほど差は生まれないので、モバイルの割合が8割とかであれば気にならないかもしれません。
ただ、コトウリのように企業・店舗向けのサービスを提供していると話は別です。
問い合わせをくれる層がデスクトップ主体なんですよね…
デザインの自由度が低い
アフィンガーはトップページやコンテンツの装飾については文句のつけようがないほど豊富です。
記事主体で運営するなら全く問題ありません。
ただ、ステップメール+LPを利用した自動化セールスをしようと思うと使いにくくなってきます。
もちろん、デザイン(見た目)よりもライティング(何がどう書かれているか)の方が影響が大きいです。
ただ、LPはページが長くなってしまうため、メリハリが必要です。
デザインの自由度が高いと読みやすいこともあり、成約率が高くなります。
ブログ運営はアフィンガー。
LPはLPテーマのカラフルや、1カラムのLIQUID PRESS、ペライチでLPを制作するといった方もいると思います。
でも、複数のツールを使うのって面倒ですよね。
クラシックエディターへの不安
「2020年12月でサポートを終了する」という宣言通り、4カ月間更新はありません。
バージョン1.6で止まってます。
今後Classic Editorのサポートが切れてもクラシックエディターは使い続けられるのでしょうか?
>互換バージョンを維持する同士が登場すれば大丈夫でしょう。
WordPRESS.ORG
Disable Gutenberg プラグイン
https://ja.wordpress.org/plugins/disable-gutenberg/
「2022年以降も十分に機能させるために可能な限りのことを行います」
他にも返信があります。
ご興味があればご確認ください。
個人的にはこれが決め手になりました。
ClassicPRESSというクラシックエディター専用のWordPressもあるようですが、WordPressを利用している人口には及ばないでしょう。
大きな流れはGutenberg(グーテンベルク)エディタに向かっているんです。
クラシックエディターに固執するのは、InternetExplorerやWindows7に固執するようなもんです。
でも、Gutenberg(グーテンベルク)エディタって使いにくいし、記事の自由度がないしどうしようかと思っていると、SWELLに出会ったんです。
SWELLの良いところ
- 100%GPLライセンス
- デザインの自由度が高い
- カスタム投稿でLPが作成できる
- 購入者用のフォーラムで質問できる
- 管理画面が使いやすい
- Gutenbergエディタが格段に使いやすい
- 乗り換え用のプラグインがある
- 記事を書くのが楽しくなる
バナーまたは、SWELLが閲覧できます。
SWELL機能を紹介するページが豊富に用意されているので、ぜひ遊びに行ってみて下さい。
AFINGER5、Coccon、JIN、SANGO、STORK、THE THORという人気テーマの乗り換え用プラグインが用意されています。
乗り換えプラグインを使うことで、ショートコードなども補完してくれたので、致命的な崩れは回避できます。
記事の装飾機能はどうなの?と気になる方もいるかと思いますが、SWELLの装飾機能はAFINGER5と比べても機能は遜色ありません。
参考:コトウリのトップページ
デザイン性は格段に上がりました。
記事を読み終わったら、トップページを少しだけ覗いてみてください。
SWELLに乗り換えて苦労したこと(苦労すること)
いいことばっかり言ってると思うかもしれませんが、苦労することもあります。
全部で3つ。
- 記事のリライトが必要
- Gutenbergエディタに慣れる
- 推奨プラグインが異なるため初期設定が必要
記事のリライトが必要
乗り換えプラグインがあるといっても、完全互換している訳ではなく、細かい崩れや本来の装飾(チェックボックスがグレーになるなど)ではない部分があります。
閲覧数が多いページや重要度の高いページは早急に対応する必要があるでしょう。
Gutenbergエディタに慣れる
SWELLはクラシックエディターにも対応していますが、本来の機能を使おうと思ったらGutenbergエディタが前提です。
アフィンガーを使っているなら、ほとんどはクラシックエディターユーザーでしょう。
私もクラシックエディタユーザーだったので、Gutenbergエディタのク〇さはよく知っているつもりです。
ただ、SWELLだと丸一日触ったら慣れてきました。
推奨プラグインが異なるため初期設定が必要
ALL in One SEOが非推奨(SWELLの開発者が制作したSEO SIMPLE PACKへ乗り換え)というのが最も作業が増えるかと思います。
タイトルやメタディスクリプションの設定は、開発者の了さんが引継ぎ用のコードを書いてくれているので、functions.phpへコピペ(一部修正必要)で完了です。
FacbeookやTwitterなどのOGP設定などはする必要があります。
テーマ乗り換え時にメタディスクリプションなどの設定をSEO SIMPLE PACKに引き継ぐ方法
まあ、ALL in One SEOも「Proにしてね」という勧誘を五月蠅く感じ始めた頃なので、いい機会だったのかもしれません。
AFINGER5からSWELLに乗り換えた方がいい人
コトウリは投稿記事が118記事、固定ページが25ページある状態でSWELLに乗り換えました。
- LP制作ツールと併用している人
- デザインに物足りなくなってカスタマイズを始めようとしている人
- 現在のページ数は少ないけど、これから更新しようと思っている人
- 記事の装飾がシンプルな人
- クラシックエディターへ情熱を持っていない人
AFINGER5からSWELLに乗り換えない方がいい人
乗り換えのメリットがあまりない方もいます。
- LPが必要ではない人
- 記事数が200を超えている人
- 記事の装飾が多彩な人
- 何が何でもクラシックエディタがいい人
乗り換えるメリットよりも手間がかかる人は乗り換えない方がいいです。
まとめ
有料テーマは豊富な装飾や機能が入っているため、テーマの変更は大きな負担になることが当たり前。
腰が重くなるのも無理はありません。
まだ乗り換えたばかりで目が行き届いていない部分もあるかもしれません。
ただ、使いにくいGutenbergをここまで使いやすいエディタにしてくれた、乗り換え用のプラグインを用意してくれたという開発者の心意気やユーザーに向き合う姿勢は、テーマ開発やアップデートへの期待感が高まってきませんか?
AFINGER5をお使いの方も、他テーマを使用していてなんとなく不満を持っている方も、ぜひ一度SWELLの公式サイトを覗いてみてください。
SWELLきっと自分でも作りたくなってしまうと思います。
トップページが終わったため、LP、固定ページ、閲覧数の高い投稿ページと順次更新していくことになります。
特にLPについては、SWELLならペライチばりのスピードで作れるようになるアイデアがあるので楽しみです。
LPが予想通り効率的に作れたら記事でご報告します。